見どころ:カロリーヌ・リンク監督の『点子ちゃんとアントン』などの原作者としても知られるドイツの児童文学者エーリヒ・ケストナーの古典的名作を映画化。現代のベルリンに舞台を移し、悪に立ち向かう子供たちの活躍を軽快に綴る。主役のエーミールを演じるトビアス・レツラフをはじめ、出演する個性豊かな子供たちはスタッフが半年をかけて選び抜いた人材。そんな彼らの大人顔負けの名演に、ハラハラドキドキさせられること必至だ。
あらすじ:12歳の少年エーミール(トビアス・レツラフ)は、パパ(カイ・ヴィージンガー)が入院したため、ベルリンのフンメル牧師(マリア・シュレーダー)の家に居候することに。だが、ベルリンに向かう途中で吸血鬼のような男グルントアイス(ユーゲン・フォーゲル)に全財産を盗まれてしまい……。