シネマトゥデイ

シネマトゥデイ
ザ・サークル
(C) 2017 IN Splitter, L.P. All Rights Reserved.
英題:
THE CIRCLE
製作年:
2017年
製作国:
アメリカ
日本公開:
2017年11月10日
(TOHOシネマズ六本木ヒルズほか)
上映時間:
配給:
ギャガ
カラー/シネマスコープ/5.1chデジタル

見どころ:『美女と野獣』などのエマ・ワトソンがトム・ハンクスと共演した、巨大なソーシャル・ネットワーキング・サービスがもたらす脅威を描くサスペンス。SNS企業に就職し、自らの24時間を公開することで世界中から注目されるヒロインを通して、想像もしなかった事態を映し出す。監督を『人生はローリングストーン』などのジェームズ・ポンソルトが務める。ジョン・ボイエガ、カレン・ギラン、エラー・コルトレーン、ビル・パクストンらが共演。

あらすじ:世界一のシェアを誇るSNS企業「サークル」に勤めることになったメイ(エマ・ワトソン)。サークルの経営者ベイリー(トム・ハンクス)は、オープンでシェアし合う社会を理想としていた。ある日、新サービスが発表され、メイは自らの24時間をネットワークで全世界に公開するモデルケースに選ばれる。すぐさまメイは1,000万以上のフォロワーに注目されるようになるが……。

ザ・サークル
(C) 2017 IN Splitter, L.P. All Rights Reserved.

映画短評

  • なかざわひでゆき
    ユートピア的な理想主義につけ込んだ洗脳の怖さ
    ★★★★★
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     ツイッターやインスタグラムなどのSNSを介し、世界中の人々が自分の私生活を曝け出す昨今。そんな相互監視社会とも呼ぶべき現代の世相を憂い、人間のプライバシーを奪うテクノロジーの未来に警鐘を鳴らす映画だが、同時に行き過ぎた理想主義の危険性を描く作品でもある。
     あらゆる情報を共有して世界をひとつにすれば誰もが平等で幸せになれる。情報を透明化すれば政治家の汚職やテロなどの犯罪を防げる。トム・ハンクス演じるカリスマIT実業家の語るユートピア論は、まるで新興宗教の常套句であり、おのずと別の思惑が浮かび上がる。少なからず脚本に穴があることは否めないが、理想主義につけ込んだ洗脳の怖さは十分に伝わるだろう。

  • 猿渡 由紀
    多数のタイムリーな問題を提起するも、リアリティが薄い
    ★★★★★
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    ハリウッドの大物が隠してきたセクハラが突然にして暴露されている今だけに、「秘密は嘘」「すべてがさらされていれば、最高のバージョンの自分でいられる」など、この映画が触れることは、まさにタイムリーに感じた。テクノロジーの進化とプライバシー問題の葛藤や、巨大なテク会社が社会を支配していくことなども、熱心に語られてきていることだ。だが、そういうことを挙げても、深く突っ込むことはせず、話の展開にもリアリティが薄い。もっと良い映画になりえたはずだと思うと残念。

  • 清水 節
    繋がりすぎた社会で、行き過ぎた承認欲求がもたらす人間の危うさ
    ★★★★★
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     究極のSNS追求のため、24時間365日をネット上に公開し全てを透明化する――何やら新興宗教めいたIT企業が提示するこの理念は胡散臭い。『トゥルーマン・ショー』では生まれた時から衆人環視下にあったが、ここでは自ら望んでプライバシーを晒す。仕事のため、承認欲求を満たすため。リアリティのある展開だ。SNSが悪魔の発明品なのではなく、活用する人間の心理にこそ危うさは潜むという普遍的な真理を踏まえている。繋がることは大切だが、何もそれが最上位概念ではない。ただしラスト15分、物語の収束の付け方は、あまりにも人工的だ。そしてこの映画を観終えても、プライバシーをアップすることはやめる者はいないだろう。

  • 山縣みどり
    愛社精神もすぎるとカルトになる!
    ★★★★★
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    アマゾンやツイッター、アップルなどの最先端IT企業は給与だけでなく福利厚生も職場環境もとても素晴らしいと聞く。主人公メイが入社するサークル社もそんなイメージ。でも全社集会で「シェアするのは思いやり、秘密は嘘」なんて社訓を嬉々として唱える社員の姿がカルト教団っぽく、背筋がぞぞ~つ。私自身がSNSに入れ込んでないため、私生活を世界に晒すメイの気持ちも感想を書き込むファン(?)の気持ちも理解しがたい。メイをはじめ、ローテク派の幼馴染み、会社の方針についていけず辞職する親友、ジョブズっぽいCEOと人物造形が薄っぺらいのも難点か。監視社会の危険性に触れてはいるが、教訓話になってない点も不思議だ。なぜ?

  • 森 直人
    テクノロジーは「進歩」というより、良さも醜さも「拡張」する
    ★★★★
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    小説の長さからすれば、本当はドラマのミニシリーズにした方が収まりは良いとは思う。だが何より原作者デイヴ・エガーズが自ら脚本に参加し、変更を加えつつコンパクトにまとめてくれた別ヴァージョンとして充分佳作の域だ。トム&エマもやはり良いし、企業内フェスにはベックが出演!

    さらにこの映画版で主題もシンプルに整理された。要は、我々人間はいつも「古くて新しい問題」に悩まされるってこと。ソーシャルメディアが結局はムラ社会の全体主義を推し進めるという残念すぎる反転。その意味で進歩史観へのカウンターの位置に配される、原作よりもイケメン度が格段に上がったマーサー青年(E・コルトレーン)の存在は大きい。

予告編・動画

エマ・ワトソン&トム・ハンクス共演!映画『ザ・サークル』ショート予告編
SNSで生活のすべてを公開すると…エマ・ワトソン出演 映画『サ?・サークル』本予告
エマ・ワトソンが就職面接に苦しむ女性を演じる 映画『サ?・サークル』本編映像

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  • ザ・サークル 評価と感想/承認欲求と同調圧力の行きつく先 from eigamanzaiの映画レビュー (2017年11月16日 15時22分)
    そのいいね!が全ての人にいいね!とは限らない ☆4点 2013年に発行されたデイヴ・エガーズ原作「ザ・サークル」の映画化で監督はジェームズ・ポンソルト 主演はエマ・ワトソン、共演にトム・ハンクス、ジョン・ボイエガ 予告編 映画データ (シネマトゥデイ) ザ・サークル映画『ザ・サークル』の作品情報:『美女と野獣』などのエマ・ワトソンがトム・ハンクスと共演した、巨大なソーシャル・ネットワーキング・サービスがもたらす脅威を描くサスペンス。SNS企業に就職し、自らの24時間を公開することで世界中から注目され&#82 ...[外部サイトの続きを読む]
  • 映画:ザ・サークル The Circle 超巨大SNS会社の暴走に、機知で切り返そうとする女。イマに近すぎる感もありつつも、だからこそ SNSユーザーにはオススメ from 日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~ (2017年10月3日 23時49分)
    超巨大SNS会社、とリアルワールドで言えば現状、フェイスブック。 この映画では「ザ・サークル」という設定。 ザッカーバーグではなく、創始者でリーダーはトム・ハンクス。 スラスラと説得力持って聴衆魅了する様子はスティーブ・ジョブズにも似ている 久々に喋りで魅せる、トム・ハンクス! (なので、写真も主演女優ではなく彼 笑) 一方主人公(エマ・ワトスン)は新入社員。 だがあるきっかけから才能を見出され、彼女はのし上がっていく。 父母にも医療サービスを提供できる身分になり、大満. ...[外部サイトの続きを読む]
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