見どころ:諫山創のコミックを基に人間を食う大型巨人と人類のバトルを圧倒的迫力で描いたアクションの後編。対巨人のために結成された調査兵団の一員となった主人公エレンの絶体絶命の戦いや、突如現れた黒髪の巨人の謎などが活写される。『巨神兵東京に現わる』などの樋口真嗣がメガホンを取り、三浦春馬や長谷川博己、水原希子、本郷奏多らが出演。インパクト抜群の巨人のビジュアルやハードな戦闘シーンのほか、オリジナルのキャラクターと設定が後半の物語に及ぼす影響や物語の行方も見どころ。
あらすじ:100年以上ぶりに現れた超大型巨人に多くの人間が捕食され、生き残ったエレン(三浦春馬)は調査兵団の一員として外壁修復作戦を決行。しかし巨人に襲われてしまい、アルミン(本郷奏多)をかばったエレンは巨人に飲み込まれてしまう。その直後、黒髪の巨人が出現し、ほかの巨人たちを攻撃するという謎の行動を見せる。人類の存続を懸けて彼らは巨人たちと戦い続けるが……。
見事に賛否分かれた前篇だが、やはりあの程度で終わるわけがなかった! そもそも、この二部作は全1作だった脚本を上映時間を考慮し、前・後篇に分割したもの。それを考慮して、本作を観ると、いかに作り手が“実写版「進撃」”に魂を注いだか、が良く分かる。なぜ、あそこまでリヴァイな男がリヴァイと名乗れないのか、などオリジナリティ溢れる展開からは、ツイ・ハーク的ケレン味も感じさせ、石原ハンジの狂気もパワーアップ、70年代のマンガ実写映画を彷彿させる一本になった。前作のダイジェストもちゃんとあるし、前篇未見で上映時間88分のプログラムピクチャーとして、「東宝チャンピオンまつり」ノリで楽しむのも大いにアリ!
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