シネマトゥデイ

シネマトゥデイ
たかが世界の終わり
(C) Shayne Laverdiere, Sons of Manual
英題:
IT'S ONLY THE END OF THE WORLD
製作年:
2016年
製作国:
カナダ/フランス
日本公開:
2017年2月11日
(新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMA、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか)
上映時間:
配給・提供:
ギャガ
提供:
ピクチャーズデプト / ポニーキャニオン / WOWOW / 鈍牛倶楽部
後援:
カナダ大使館 / 在日フランス大使館 / アンスティチュ・フランセ日本
カラー/シネマスコープ/5.1chデジタル

見どころ:『わたしはロランス』『Mommy/マミー』などで、若くしてずば抜けた才能を発揮してきたグザヴィエ・ドランが監督した家族の物語。ある決意を胸に久々に帰省した主人公と家族が再会するものの、お互いに距離がうまくつかめずぎくしゃくする様子を描写する。ギャスパー・ウリエル、レア・セドゥ、マリオン・コティヤール、ヴァンサン・カッセルらフランスを代表する俳優たちが結集。絶望の中の希望の光が胸を打つ。

あらすじ:劇作家として成功したルイ(ギャスパー・ウリエル)は、家族に自分の死が近いことを伝えるために12年ぶりに里帰りする。母マルティーヌ(ナタリー・バイ)は息子の好物をテーブルに並べ、幼少期に会ったきりの兄の顔が浮かばない妹シュザンヌ(レア・セドゥ)もソワソワして待っていた。さらに兄アントワーヌ(ヴァンサン・カッセル)とその妻カトリーヌ(マリオン・コティヤール)も同席していて……。

たかが世界の終わり
(C) Shayne Laverdiere, Sons of Manual

映画短評

  • なかざわひでゆき
    必ずしも「やっぱり我が家が一番」とは限らない
    ★★★★★
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     恐らく、見る人自身の家庭環境や家族関係によって、評価も見方も大きく変わる作品だろう。12年ぶりに実家へ里帰りした次男と、その間ほとんど連絡のなかった彼を迎える家族の物語。初めからどこかぎこちない再会は、気まずさを取り繕う上辺の会話と居心地の悪い緊張感の漂う沈黙を経て、やがて積年のわだかまりがぶつかり合う怒涛の修羅場へと変貌する。
     繋がりたくても繋がりあえない家族が、互いの絆を模索して悩み傷つけあう。極めて円満な家庭に恵まれた筆者には理解に苦しむ点も多々あるし、原作舞台劇そのままだという独特の台詞表現に少々違和感を覚えないでもないが、家族という概念に一石を投じる作品であることは間違いない。

  • 平沢 薫
    表情の細かな変化に見入ってしまう
    ★★★★★
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     顔のアップを極端に多用、俳優たちの顔を画面全体に映し出し、台詞よりも表情の微細な変化で、登場人物たちの心理の細かな動きを語らせる。この演出法が大胆。
     この演出法で、大きな出来事が起きるわけではなく登場人物もほぼ4人だけの物語の、それぞれの心理が微妙に近づいてはすれ違っていくさまが丁寧に描かれていく。その4人を芸達者な俳優たちが演じているので、顔ばかり映し出されているのに、画面に見入りってしまう。
     ちなみにインパクト大な音楽使いは健在。「Mommy/マミー」でも某ヒット曲が印象的な使われ方をしたが、今回もあるヒット曲が流れて破壊的な力を発揮するシーンがある。

予告編・動画

『わたしはロランス』などのグザヴィエ・ドラン監督による家族ドラマ!映画『たかが世界の終わり』予告編
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  • 「たかが世界の終わり」 from ここなつ映画レビュー (2017年3月14日 19時7分)
    グザヴィエ・ドラン監督作品。個性的な作品を発表し続けている。あまりにもその個性が際立っているため、近頃ではちょっとした作品も「フツー」に感じてしまう程だ。12年ぶりに帰った故郷。目的は、ただ、自分の人生が終わることを告げる為。家族に。長いこと会わないでいた家族に。都会で成功している人気作家のルイ(ギャスパー・ウリエル)の12年ぶりの帰郷に、家族は沸き立つ気持ちを抑えきれずに必要以上にそわそわしていた。車で迎えに行くと言っていたのにタクシーなんかで帰って来ちゃって!家族は母(ナタリー・バイ)と兄アントワーヌ( ...[外部サイトの続きを読む]
  • 「たかが世界の終わり」:家族はつらいよ from 大江戸時夫の東京温度 (2017年3月5日 23時5分)
    映画『たかが世界の終わり』は、すごく古典的な舞台劇みたいだなあと思ったら、本当に ...[外部サイトの続きを読む]
  • 『たかが世界の終わり』評価と感想/たかが5分で終わる話 from eigamanzaiの映画レビュー (2017年2月22日 14時21分)
    グザヴィエ・ドラン版『家族はつらいよ』? ☆1点 (あらすじとかはシネマトゥデイさんでどうぞ) えーっと、クソつまんなかったです。 途中で本気で帰りたくなりました。 特にあのお兄さん(ヴァンサン・カッセル)と車でタバコを買いに行く辺り。 もう全然、会話が噛み合ってなくて、弟(ギャスパー・ウリエル)が空港で時間潰してた話もどうでもいいし、いつもケンカ腰のお兄さんには本気でイライラさせられますし、これでカンヌのグランプリ獲れるんだったら前田司郎監督の作品を持っていけばいいじゃんと思いましたよ。マジで。&#823 ...[外部サイトの続きを読む]
  • たかが世界の終わり from 佐藤秀の徒然幻視録 (2017年2月18日 19時36分)
    公式サイト。カナダ=フランス。原題:It's only the end of the world。ジャン=リュック・ラガルス原作、グザヴィエ・ドラン監督。ギャスパー・ウリエル、レア・セドゥ、マリオン・コティヤ ... ...[外部サイトの続きを読む]
  • たかが世界の終わり/JUSTE LA FIN DU MONDE/IT'S ONLY THE END OF THE WORLD from 我想一個人映画美的女人blog (2017年2月16日 0時53分)
    まだ27歳。若き才能を讃えられる、「わたしはロランス」「Mommy/マミー」のグザヴィエ・ドラン監督最新作。 38歳の若さでこの世を去ったフランスの劇作家ジャン=リュック・ラガルスの戯曲を豪華キャストで映画化した家族ドラマ。 カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作。 12年ぶりに家に帰る。劇作家ルイに、ギャスパー・ウリエル。 近年ではシャネルのパフュームでも顔を見てたけど 「かげろう」で2003年にデビューした彼ももう大人のいい男になりました。 そういえば主演した「サ. ...[外部サイトの続きを読む]
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