見どころ:かつて日本にあったという職業「泣き屋」を題材に描かれた人間ドラマ。2004年に発足した「シネアスト・オーガニゼーション大阪(CO2)」の助成で作られ、姉の死を機に帰郷した売れない女優が、泣き屋の仕事を通じて成長するさまをつづる。監督は本作が長編デビュー作となる藤村明世。『たまゆら』などの久保陽香が主演を務めるほか、子役の岡田篤哉、『ねこにみかん』などの辰寿広美らが共演している。
あらすじ:28歳の売れない女優・絵梨子(久保陽香)に、疎遠だった姉が亡くなったという知らせが届く。故郷に戻った絵梨子は、姉が葬儀で参列者の涙を誘う「泣き屋」の仕事をしていたことを知る。その意義がわからないまま、軽い気持ちで泣き屋を始めるが……。
ブログなどをご利用の方は以下のURLをトラックバックURLとして指定してください。