暴力をめぐる対話 (2020)：作品情報

見どころ

フランスのデモ参加者に対する警官による暴力を描いたドキュメンタリー。マクロン政権に抗議して立ち上がった市民らによる「黄色いベスト運動」が、地方都市からフランス全土に広がる中で、警官と市民たちが衝突する。監督を手掛けるのはダヴィッド・デュフレーヌ。『さざなみ』などに携わってきたヴァンサン・ガデールがアソシエイトプロデューサー、『アイム・ノット・シリアルキラー』などのベルトラン・フェヴルが製作総指揮を務めている。

あらすじ

燃油価格や生活費の高騰により、フランスでは2018年11月から「黄色いベスト運動」が全土に広がる。社会的不平等に対する市民たちの怒りや不満はときに破壊行為に及び、多くの人がパリで警察に拘束される。このデモについて、負傷した市民や警察関係者、弁護士や社会学者など24名がデモ現場の記録映像を介して対話する。

映画短評

なかざわひでゆき ★★★★★ ★★★★★

市民と権力の衝突から見えてくる民主主義社会の課題

スタッフ

監督

• ダヴィッド・デュフレーヌ

撮影監督

• エドモン・カレール

音声

• クレモン・ディジュー

映像編集

• フロラン・マンジョ

音声編集

• テオ・セロール

ミキシング

• ロール・アルト

カラーコレクション

• ジュリアン・ブランシュ

プロダクションマネージャー

• ガブリエル・ジュエル

アソシエイトプロデューサー

• ヴァンサン・ガデール

製作総指揮

• ベルトラン・フェヴル

共同製作

• JOUR2FETE

映画詳細データ

英題

THE MONOPOLY OF VIOLENCE

製作国

フランス

配給

• 太秦

技術

カラー／DCP

(ユーロスペースほか)

リンク

公式サイト