シモーヌ　フランスに最も愛された政治家 (2022)：作品情報

見どころ

オリヴィエ・ダアン監督が『エディット・ピアフ　～愛の讃歌～』『グレース・オブ・モナコ　公妃の切り札』に続き、伝記ドラマ3部作の最終作としてメガホンを取った一作。望まぬ妊娠に苦しむ女性のために人工妊娠中絶を合法化させたフランスの政治家シモーヌ・ヴェイユの生涯を描く。『ビッグバグ』などのエルザ・ジルベルスタイン、『スザンヌ、16歳』などのレベッカ・マルデールのほか、オリヴィエ・グルメ、エロディ・ブシェーズらが出演する。

あらすじ

1974年、パリ。保健大臣のシモーヌ・ヴェイユ（エルザ・ジルベルスタイン）は、レイプによる望まぬ妊娠の実態や違法な中絶手術の危険性などを訴え、人工妊娠中絶の合法化を目指す。ヴェイユは周囲の反対をはねのけて中絶法を成立させ、1979年には女性初の欧州議会議長となって「女性の権利委員会」を設置する。以降も移民、エイズ患者、囚人などの人権のために戦う彼女だが、その不屈の闘志はアウシュビッツ収容所での体験で培われたものだった。

キャスト

• エルザ・ジルベルスタイン（シモーヌ・ヴェイユ（1968～2006））
• レベッカ・マルデール（シモーヌ・ヴェイユ（1944～1965））
• オリヴィエ・グルメ（アントワーヌ）
• エロディ・ブシェーズ（イヴォンヌ）

スタッフ

監督・脚本

• オリヴィエ・ダアン

撮影

• マニュエル・ダコッセ

編集

• リシャール・マリジ

衣装デザイン

• ジジ・ルパージュ

映画詳細データ

英題

SIMONE, A WOMAN OF THE CENTURY

製作国

フランス

配給

• アット　エンタテインメント

技術

カラー／シネマスコープ

(ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、シネ・リーブル池袋ほか)

リンク

公式サイト