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中越典子の恐怖に震える顔が自然でいい!と絶賛

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このすてきな笑顔が劇中では……。
このすてきな笑顔が劇中では……。

 その部屋に引っ越した人間は皆、謎の飛び降り自殺をしてしまう。そんな恐ろしいマンション物件を描いたホラー映画『1303号室』。すでに世界20か国での上映も決定している話題作だ。妹の自殺をきっかけに、マンションに隠された謎と恐怖に直面するヒロインを演じた中越典子に話を聞いた。

 何といっても見どころは、恐怖に震える中越の表情だ。ホラー映画といえば、ついつい大げさな演技になりがちだが、『1303号室』における彼女は、内面からあふれる恐怖をごく自然に表現している。「それは及川監督が、繊細(せんさい)な感情の動きをとっても重視していたからですね。もちろん、怖がる顔やしぐさといった表面的なことで要求もありましたけど、形だけにこだわらず、内面についていろいろ話をしました」と役作りについて語る中越。その結果、ホラーという枠を越え、今は亡き妹を思い続ける女性のドラマとして、見応えある作品に仕上がった。

 もちろん、ホラー映画ならではの見どころもある。クライマックスでは、題名にもある1303号室に乗り込んだヒロインが、そこに巣食う悪霊と壮絶なバトルを繰り広げる。強い風が吹き荒れる中、悪霊の力によって、中越が部屋中を引きずられるシーンでは、知らないうちに、顔に“みみずばれ”ができていたり、全身アザだらけになっていたりとアクション映画顔負けのハードな撮影に挑んだ。そんな中越は「完成した映画を観たら、意外とそのシーンが短くって。えっ、もう終わっちゃった? って感じです(笑)」と話す中越だが、短いシーンだからこそ、悪霊の強力なパワーがより色濃く印象づけられている。

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 最後に「怖がりなんで、ホラー映画は苦手(笑)」という中越に、ホラー嫌いの目線で『1303号室』の見どころを聞いてみた。「怖いシーンがたくさんあるので、まずは、ジェットコースターに乗る感覚で楽しんでほしいですね。でもその裏に憎しみや、愛ゆえの嫉妬(しっと)みたいなものも見え隠れしています」と中越。これで、インタビュー終了かと思ったら、すぐさま「あっ、わたしのわずかなアクションシーンも!」とつけ加えたあたり、やっぱり、苦労したシーンへの思い入れは深そう?

『1303号室』は10月27日より銀座シネパトス、シネマート六本木ほかにて全国公開
オフィシャルサイト 1303.jp

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