911の遺族に話を聞き作り上げたアダム・サンドラー主演作の監督来日

第20回東京国際映画祭

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おちゃめな紳士のマイク・バインダー監督。

 23日、第20回東京国際映画祭コンペティション部門に出品された『再会の街で』が渋谷Bunkamuraシアターコクーンで上映され、来日中のマイク・バインダー監督が記者会見を行った。

 2001年のアメリカ同時多発テロで家族を失った男の魂の再生を感動的に描いた『再会の街で』。脚本も手掛けたバインダー監督は、アダム・サンドラーと共に多くの遺族に話を聞き、リサーチを重ねていったそうだ。

(東京国際映画祭コンペ作品の紹介はこちら)

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 「あの日、ワールドトレードセンターに激突した飛行機に乗っていたフライトアテンダントの女性は、死を覚悟し、愛する夫に電話を入れたんだ」とバインダー監督。実はその夫婦は、前日にケンカをしていたそうで「彼女は愛する夫に対し電話越しに、『ケンカのことは気にしないで。本当に愛しているわ』と伝えたそうなんだ」と思わず胸を締め付けられるエピソードを明かした。

 こうしたリサーチの積み重ねによって、作品はよりリアルで感動的な内容に仕上がった。バインダー監督は「遺族の人たちにこの映画を観てもらった日は、本当にうれしかった。皆、映画の内容を気に入ってくれたんだ」と語った。

 とても感動的なエピソードの披露に、会見場もしんみりした雰囲気に。しかし、監督自身は元コメディアンということもあり、実はとてもおちゃめな人柄の持ち主。サンドラーとドン・チードルという名優2人の共演については「もし皆さんがこのセリフ、あまり良くないなと思ったら、それは彼らのアドリブさ。知的で優れたセリフは全部僕が書いたものだからね」と持ち前のユーモアで笑わせてくれた。

 『再会の街で』は、キャリアと家族に恵まれながらも人生にむなしさを感じる歯科医と、911の悲劇で家族を失い、自分の殻に閉じこもるようになった元歯科医の触れ合いと再生を描く感動作。オスカー俳優のチードルとサンドラーの共演が話題を呼んでいる。

第20回東京国際映画祭オフィシャルサイト tiff-jp.net
『再会の街で』は2008年正月、恵比寿ガーデンシネマほかにて全国公開
オフィシャルサイト
sonypictures.jp

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