名脇役リチャード・ジェンキンスが主役に!胸の内を激白

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名前を覚えてください。リチャード・ジェンキンス - 写真:Nobuhiro Hosoki

 テレビドラマ「シックス・フィート・アンダー」でおなじみの名脇役リチャード・ジェンキンスが、主演する新作映画『ザ・ビジター』(原題)について語ってくれた。彼の顔を知らぬものはいないが、世間一般ではなぜか名前が浸透しないリチャード。不法滞在をテーマにした心温まる本作では、彼の演技が心ゆくまで堪能できる。

‐あなたはさまざまな映画で素晴らしい演技を披露してきたのに、なぜこれほど主役という舞台に立つのに時間がかかったのでしょうか?

(リチャード・ジェンキンス)わたしは覚えが悪いのかもしれないな(笑)。ただ、これまでにたくさんの素晴らしい経歴を持つことができたと思う。それでも主役の依頼が舞い込んだときには驚いたよ。ロサンゼルスのホテルに滞在していたときに、ほかの映画でホテルにいたトーマス・マッカーシーに声をかけて食事をしたんだ。そのときは2、3時間話したと思う。それから1年後、彼から「あなたのために脚本を書いた」と電話があったのが始まりさ。

‐あなたは、一般人に「あなたを見たことがあるわ! 何に出ていたかはハッキリ覚えていないけど」と頻繁に聞かれませんか?

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(リチャード・ジェンキンス)そのほかに「一緒の学校に通っていなかったかい?」と聞かれることも結構あるかな(笑)。中には「あなたは俳優でしょ?」と尋ねてきて、「そうですよ」と答えると、「うそに決まっている!」と返されることも多いね(笑)。「シックス・フィート・アンダー」で葬儀屋の役をやっていたときに友人の葬儀に参列していたら、後ろの人に肩をたたかれて「この葬儀は撮影されているのか?」って聞かれたこともあったよ(笑)。

‐俳優でもある監督のトーマス・マッカーシーの演出について教えて下さい。

(リチャード・ジェンキンス)監督一筋の方々でも、俳優を演出することに優れている人もいるだろう。もちろん優れていない人もね。演出センスは、結局何に興味を示すかによると思うんだ。トーマスは俳優が何をしているか見るだけじゃなく、なぜここでこの演技をするのかを追求する演出スタイルで、役者の演技一つ一つを大切にする監督なんだ。

‐不法滞在者をテーマに扱った映画ですが、今日の不法滞在者の問題についてどうお考えですか?

(リチャード・ジェンキンス)複雑な問題だし、実はよくわかっていないんだ。ただ確実に言えることは、敬虔(けいけん)な態度で人に接するということは間違いじゃないということ。もし、自分の子どもがそういった立場にいたら、いろいろな人々に優しく接してもらいたいと思うからね。人を知ったときは、背景にある政治的問題など関係なくなってしまう気がするんだ。今のところわたしにはこれしか言えないよ。
 
 ハリウッドで主役を演じること自体が大変なことであるが、長い間その中で生き残り、演じ続けるということは至難の業だ。今回は、脇役が主役と変わらぬほど大切なのだということを再認識させられたインタビューとなった。(取材・文:細木信宏)

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