露骨な性描写はほとんどカット!フィリピンの売春描く『サービス』の監督を直撃!

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ブリランテ・メンドーサ監督 - Photo:Nobuhiro Hosoki

 カンヌ国際映画祭で上映され、露骨な性描写で話題となったフィリピン映画『サービス』(原題)のブリランテ・メンドーサ監督に話を聞いた。本作は、フィリピンでポルノ劇場を経営する家族と、劇場の従業員たちが繰り広げる日常を描写した作品。なおフィリピンでの公開の際には、性描写のほとんどがカットされた。

 ブリランテ監督は、以前はプロダクション・デザイナーとして映画業界で活躍していた人物。「映画業界に入ってからは、プロダクション・デザイナーとして仕事をしていて、徐々に広告会社のコマーシャルを演出するようになった」と今までのキャリアを振り返った。物語の設定をポルノ劇場にした理由は「男娼たちが、場末の劇場で性的サービスをしているという事実に興味を持ってね。その設定の中で、とある家族のモラルが崩壊していく姿を描いたら面白いのではないかと思ってね。また、人口の90%以上がカトリックであるという現在のフィリピンの状況も同時に描いているんだ」と力強く答えてくれた。

 現在もこういった性的サービスが、ポルノ劇場だけでなく普通の劇場でも行われているのだろうか? 「あるだろうね。今回の撮影前にとある劇場を訪れたときも、昼夜関係なく娼婦や男娼がはいかいしていた。わたしはこの作品で、われわれがこういった環境におかれているんだといことを人々に伝えたかった」と熱を込めて答えてくれた。

 最後にカンヌ国際映画祭参加の感想を尋ねると「まるで天国だったよ! クリント・イーストウッドや巨匠と呼ばれる人たちとレッドカーペットを歩いたんだからね! 忘れられない思い出だし、フィリピンを舞台にした映画作りへのインスピレーションもたくさんわいたんだ」と興奮気味に語ってくれた。本作は、東南アジア特有の喧騒が色濃く描き出された傑作である。(取材・文:細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)

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