『ファイト・クラブ』の原作者が新作映画『チョーク』について語った!

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チャック・パラニューク - Photo:Nobuhiro Hosoki

 映画『ファイト・クラブ』で世界中に多くのカルト的崇拝者を生み出したジェネレーション・エックスの代表的小説家チャック・パラニュークが、自身の原作映画化第2弾となる映画『チョーク』(原題)について語ってくれた。本作は植民地のテーマパークで働くセックス依存症の男が、高級レストランで窒息したふりをして金持ちに詐欺を行い、その金でアルツハイマーに苦しむ母親の医療費を払うという奇想天外な物語。

‐映画化に関して不安はありませんでしたか?

(チャック・パラニューク)『ファイト・クラブ』のときも、同じような不安はないかと聞かれたよ(笑)。単に小説のコピーではなく、映画という新しい媒体としての価値さえ出れば、素晴らしい作品になると信じているよ。

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‐ご自身とほかの小説家の違いは何だと思いますか?

(チャック・パラニューク)わたしの小説は肉体的感覚なんだ。普通、小説というのは知的や感情面に訴えてくるものが多いだろう? 肉体的要素だけだと小説としては低俗で面白くないからね。だから肉体的な要素を中心に訴えかけてくる小説は比較的少ないんだ。だがわたしは暴力をテーマに、ドラックやセックス、病気を描くことが多い。こういった身近なものを描くのには、読者たちに同調してほしいという意味もあるのかもしれないね。

‐特定の誰かを念頭において、小説を執筆したことはありますか?

(チャック・パラニューク)俳優を思い描いて書いたことはないんだ。大概わたしの小説は、わたしの知人に基づいての話か、彼らから聞いた話をベースにしていることが多いからなんだ。今回主人公を務めたサム・ロックウェルについては映画『グリーンマイル』『ギャラクシー・クエスト』などで知ってはいたが、クラーク・グレッグに似ているって指摘されるまでまったく思い浮かばなかったよ。

‐自分の作品で映画化してほしいと思う小説はありますか?

(チャック・パラニューク)自分としては「ララバイ」が一番気に入っていて、映画になったら面白いだろうと思うけど、実際次に映画化される可能性が高いのは「サバイバー」かな?

 完成した映画を観た感想は「非常に満足している」と答えたチャック。本作を通して、チャックの小説のファンが増えることは間違いないだろう。(取材・文:細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)

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