キアヌ・リーヴス主演SF映画『地球が静止する日』が1位!-12月14日版

全米ボックスオフィス考

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映画『地球が静止する日』 - (C) 2008 TWENTIETH CENTURY FOX

 今週の全米興行収入は、20世紀フォックス配給のキアヌ・リーヴス主演SF映画『地球が静止する日』が3,100万ドル(約31億円)を収め、大方の予想通り第1位を獲得した。3,560都市の5,900館で公開された同作品は、1951年に公開されたSF映画『地球の静止する日』のカバー作品。

映画『地球が静止する日』写真ギャラリー

 去年の同時期に比べて、今週末は全米興行収入が40%も下回るという全体的に苦しい中で、『地球が静止する日』は、去年同時期に公開され週末1位になったワーナー・ブラザーズ配給SF作品でウィル・スミス主演の映画『アイ・アム・レジェンド』が収めた7,720万ドル(約77億2,000万円)の興行収入を大きく下回ったこともあり、関係者を残念がらせる結果となった。

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 だが、キアヌのような国際的人気スターが主演するSF映画は、海外でのヒットがアメリカ国内の興行収入を大きく上回ることがしばしば。同作品もすでに90か国で公開され、3,900万ドル(約39億円)の興行収入を収めており、日本を含めこれから公開される国が増えるにつれて、海外での興行成績に注目が集まる。

 さて、今週の2位から6位までは先週の1位から4位がそのままスライドダウンした形になっており目ぼしい動きはなかった。今週の成績は以下のとおり。

1位 『地球が静止する日』 3,100万ドル(約31億円)

2位 『フォー・クリスマス』(原題) 1,327万ドル(約13億2,700万円)

3位 『トワイライト~初恋~』 801万ドル(約8億100万円)

4位 『ボルト』(原題) 751万ドル(約7億5,100万円)

5位 『オーストラリア』 429万ドル (約4億2,900万円)

 さて、ここで今週末全米公開されるダーレン・アロノフスキー監督、ミッキー・ローク主演の要注意作品について一言。その作品は、金曜日に先駆けて水曜日に公開される映画『ザ・レスラー』(原題)だ。

 先日発表されたゴールデン・グローブ賞にもノミネートされ、そのほかのアワードにも軒並みノミネートされており、ヴェネチア国際映画祭ではグランプリにあたる金獅子賞を受賞した作品で、ミッキーがアカデミー賞に初ノミネートされるのではないかとの呼び声も高い。キム・ベイシンガーと共演した映画『ナインハーフ』のころのハンサムなミッキーを覚えている人は、この作品で金髪を振り乱しイカツイ顔をしたレスラーを演じた彼の変ぼうぶりを見て、驚くかもしれない。

 この作品で、ミッキーは、ランディーという老いぼれプロレスラーを演じている。昔は人気者だったが、現在では老いて体はガタガタ、ピークはとっくに過ぎてもまだ引退できずにいる情けない状態。若いときからの無責任さが災いして家族にも見放され、実の娘は口すらきいてくれない。キャンピングカーに住み、裏ぶれた街角のリングでほかの落ちぶれレスラーたちとファイトを見せて日銭を稼ぐ日々。だが、そんな彼の生活に変化が訪れる……という役どころだ。一見地味で風変わりな映画だが、鑑賞した後、必ず満足できる作品。各賞に、これだけノミネートされている理由がわかると思う。

 このほか今週末全米公開される作品は、ウィル・スミス主演の感動作映画『7つの贈り物』、ジム・キャリー久々の主演コメディー映画『イエスマン “YES”は人生のパスワード』、往年の映画『死霊のはらわた』ファンにはたまらないブルース・キャンベル主演の映画『マイ・ネーム・イズ・ブルース』(原題)などが待機している。(取材・文:神津明美 / Addie・Akemi・Kohzu)

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