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オダギリジョーとアンソニー・ウォンに独占インタビュー!アンソニーはオダギリのファンだった!

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義理の親子を熱演したアンソニー・ウォンとオダギリジョー
義理の親子を熱演したアンソニー・ウォンとオダギリジョー - (C)KATSUMI MINAMOTO

 映画『PLASTIC CITY プラスティック・シティ』に出演していた香港の名優アンソニー・ウォンオダギリジョーがインタビューに応じ、本作の魅力や撮影中の裏話など聞いたところ、あのアンソニーが、オダギリにサインを求めていたというエピソードなどを明かしてくれた。

映画『PLASTIC CITY プラスティック・シティ』作品ギャラリー

 本作で血のつながりはないが、親子のようなきずなを見せていた二人。言葉の壁がありながらきずなを表現できたのは、自分たちがいい俳優だからだとアンソニーは語る。「芝居は、目線や、しぐさが行ったり来たりするもの。そういうキャッチボールができるのは、僕らがいい役者だからだと思うよ」と自信を持ってメントした。一方オダギリは、今までの映画の撮影現場では、あまり他人とコミュニケーションを取らずに終わることが多かったようで、「アンソニーさんは、普段からコミュニケーションを通して、演技につながるヒントを一つ一つ与えてくださったので、自然に役の上での関係が出来上がっていきましたね」とアンソニーから役を演じる上でヒントを得ていたことを明かした。

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 アンソニーは、オダギリと顔を合わせる前に友人に彼はどんな役者なのかを聞いたことがあったと明かし「友人はオダギリのことを『素晴らしい俳優だ!』って絶賛していて、特に彼が最近出演した『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』という作品は素晴らしかったって言っていたんだよ」とオダギリを褒めちぎった。それを聞いたオダギリはすかさず、「だから初めてお会いしたときに、『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』のDVDを持って、サインくれって言ったんですね(笑)」とアンソニーに切り返すと「僕はオダギリのファンだったんだよ!」とアンソニーはマフィアのボスを演じているとは思えないおちゃめな素顔をみせてくれた。

 本作は、ブラジル・中国・香港・日本合作のクライム・ムービー。多民族が暮らすブラジルのリベルダーデを舞台に、血の繋がりよりも固く結ばれた二人の男の熱いきずなを描いている。どんな演技を見せてくれるのか注目したい。

 映画『PLASTIC CITY プラスティック・シティ』は3月14日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿バルト9ほかにて全国公開

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