オスカーノミネートの脚本家が、現在ヒット中の映画『愛を読むひと』の秘話を語る

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名脚本家デヴィッド・ヘア - Photo:Nobuhiro Hosoki

 映画『めぐりあう時間たち』でオスカーにノミネートされた脚本家デヴィッド・ヘアが、現在公開中の映画『愛を読むひと』について語ってくれた。本作は、ベルンハルト・シュリンクのベストセラー「朗読者」を原案に、男女の濃厚な愛を描いた作品。

映画『愛を読むひと』写真ギャラリー

 スティーヴン・ダルドリー監督とは、『めぐりあう時間たち』以来2度目のコンビとなる。「彼と仕事するということは、次の自分の2年間にさよならを告げなければならないんだ(笑)。だが、彼と仕事できるのは本当に光栄だよ。特に彼は、どの監督よりも、俳優、撮影監督、編集者、脚本家たちを丁寧に扱う人なんだ。製作段階のどのステージにあっても、全員にかかわってほしいタイプの監督だから、セットだけでなく、編集のときでさえ僕は現場に立ち会うことができたんだ。よく脚本家たちが集まると、自分の書いた脚本が誰々が監督したことで台無しにされたなんてグチをこぼす人が出てくるけど、僕にはそんな問題はないね」とコメント。素晴らしいコラボレーションが、お互いのアカデミー賞ノミネートという形に結びついたということか。

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 法廷のシーンについて「当時の法廷を再現するために、ダルドリー監督は相当なリサーチを重ねており、劇中の法廷に出演している人たちの中には、当時の裁判を経験した人たちも含まれているんだ。裁判官も、元裁判官を選んで出演してもらっているんだよ。だから、映画のスタイル自体が一つのキャラクターでもあるといえるかな? ただし法廷シーンを強調させるために、原作にある教会放火のシーンやアウシュヴィッツのシーンを回想させないようにしたんだ。映画の主題から外れるし、映画の舞台は第二次大戦後のドイツの姿であって、ホロコーストを描いているわけではないからね」と語ってくれた。(取材・文:細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)

映画『愛を読むひと』は全国公開中

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