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『X-MEN:ファイナル ディシジョン』のケルシー・グラマー、妹の殺人犯の仮釈放を阻止

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絶対に許さない!-ケルシー・グラマー
絶対に許さない!-ケルシー・グラマー - Alberto E. Rodriguez / Getty Images

 テレビコメディ「そりゃないぜ!?フレイジャー」、映画『X-MEN:ファイナル ディシジョン』のビースト役で知られるケルシー・グラマーが妹の殺人犯の仮釈放を阻止した。

 ピープル誌によると、当時18歳だったケルシーの妹カレンをレイプし、殺した犯人フレディ・リー・グレン・Jrは1976年に有罪となり死刑判決を言い渡された。しかし、コロラド州法の改正により死刑から終身刑に減刑されたという。ケルシーは仮釈放の聴聞会に出席するためコロラド州に向かおうとしたが、天候不良で飛行機が飛ばず、ニューヨークから文書で仮釈放を認めないよう訴えた。「彼は残忍な殺りく者です」とケルシーは言い、釈放された場合、また純粋な人間を殺し、その家族を崩壊させる可能性があると主張。のどをナイフでかき切られた妹の遺体を引き取り、自宅に連れ帰ったのは当時20歳だったケルシーだった。「カレンの人生はこれからでした。わたしは妹を愛していました。彼女がいないことを骨の髄まで寂しく思っています」と語り、妹に起きた悲劇から今も逃れられず、犯人は人生の一日たりとも自由の身になってはならないと言っている。聴聞会の結果、犯人の仮釈放は認められず、次の仮釈放の聴聞会は2014年までないとのこと。

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