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小林聡美、「母とわかり合えないのは当然だと思ってた」と本音をちらり

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いつの時代も、母娘の関係は微妙なものです。(写真左から、小林聡美、桜沢エリカ)
いつの時代も、母娘の関係は微妙なものです。(写真左から、小林聡美、桜沢エリカ)

 女優の小林聡美と漫画家の桜沢エリカが23日、東京・千代田区の丸善丸の内本店で新刊発売を記念する合同サイン会に出席した。小林はハワイ旅行での体験をつづったエッセー「アロハ魂」、桜沢は小林主演の映画『プール』の原作コミック本「プール」をそれぞれ今月7日に刊行している。

映画『プール』

 映画『プール』で、4年ぶりに再会した娘との微妙な親子関係を演じた小林は、「わたしのような昭和の人間にとって、母はあくまで母であって、わかり合えないのが当然と思っていましたから」と語り、本作が描く親子像に新鮮な発見をした様子。一方、原作を手掛けた桜沢は「わたしの母を下敷きにしているのは事実。この歳になっても母に対する恨みがあるもんです(笑)」と自身が経験した親子の確執がベースになっていると明かしていた。

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 『プール』はタイのチェンマイで働く母・京子(小林)と、大学の卒業旅行でタイを訪れた娘さよ(伽奈)の再会を通して、親子の確執と和解を描いたハートウォーミングな一作。桜沢が手掛けた原作コミックには、母娘のお互いに対する複雑な思いなど、映画には描かれていないエピソードも盛り込まれている。

映画『プール』は9月12日よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国公開

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