『バベル』の脚本家、アレハンドロ監督との再タッグは「ないね」とあっさり

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名脚本家、ギジェルモ・アリアガ - Photo:Nobuhiro Hosoki

 映画『21グラム』『バベル』で一躍名を上げたギジェルモ・アリアガが、長編監督デビュー映画『あの日、欲望の大地で』(原題『THE BURNING PLAIN』)について語ってくれた。本作は愛を渇望する悲しい宿命を背負いながらも、一筋の光に導かれる3世代の女性たちの生きざまを真摯(しんし)に描いたドラマ。

映画『あの日、欲望の大地で』写真ギャラリー

 ギジェルモにとって、初の長編監督作品となった本作。これまで共に仕事をしてきたアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督から何を学び、本作で役に立てたのだろうか? 「撮影前の準備段階で、ほとんどすべての準備を済ませることはイニャリトゥ監督だけでなく、ほかの監督たちからも学んだよ。俳優たちはあらゆる観点から質問をしてくるから、セットで撮影する前に完ぺきに答えられるように用意しておかなければならない。ただ、今回はその教訓を生かすことができなかった。というのもアメリカで働くための労働ビザが、撮影ギリギリまで降りなかったんだ。だからほとんどの俳優は、セットで初めて会うことになってしまった。でもそれが緊張感を生むことになって、逆に良かったけどね」とギジェルモ。

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 複数のストーリーが交錯する脚本を書くのがギジェルモの特徴だが「人は会話をするときに、過去の出来事やほかの人物との時間軸を交錯して話しているだろう? これが人間にとって基本的な会話法なんだ。それに僕は一つ一つストーリーを書いて、その後に交差させるという手法は使っていなくて、交差させた状態で脚本を執筆しているんだよ。『21グラム』『バベル』のときもね」と語るように、個性的な構成の脚本は意図的ではなく、感覚でつながれたものであるようだ。

 最後に不仲がうわさされるアレハンドロ監督との再タッグについて聞くと「ないね」とのあっさりした答えが返ってきた。(取材・文:細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)

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