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お母さん監督、ワンワン泣き叫ぶ2歳の子どもをあやしながらティーチイン!

第22回東京国際映画祭

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こんなほほ笑ましいティーチイン風景が見られるのは映画祭ならでは!
こんなほほ笑ましいティーチイン風景が見られるのは映画祭ならでは!

18日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで、第22回東京国際映画祭のnatural TIFF部門に出品されている映画『人魚と潜水夫』のティーチインが開催され、ニカラグアから来日したメルセデス・モンカーダ・ロドリゲス監督が登壇した。

 本作は、ニカラグアに暮らす原住民ミスキート族の生活を通して、「死んだ人間の魂が、人魚の力によって、亀に生まれ変わり現世に戻る」という伝説をフィクションともドキュメンタリーともいえない独自なタッチで描いた作品。呪術師が赤ん坊を振り回して、病気を治してしまうといった特殊な文化をはじめ、リアルな出産シーンも登場し、各国の映画祭で大きな話題を集めている。ロドリゲス監督自身も、「出産シーンを撮り終えたとき、わたしも母親になりたいと強く思った」と製作に3年を費やした本作を振り返った。

 すると劇場の外からは、赤ちゃんがワンワンと泣き叫ぶ声が……。実はロドリゲス監督の2歳になる息子、マルティン君が劇場ロビーで「ママに会いたい」と駄々をこねていたのだ。最初は泣き止むのを待っていたロドリゲス監督だったが、さすがに心配になったのか、「ごめんなさいね」とティーチインを一時中断。会場内にマルティン君を呼んで、ひざの上に抱っこしながら、あやし始めた。

 ティーチインが再開する中、マルティン君はママに抱きつき甘えたり、首から提げるプレスパスで遊んだりと終始落ち着かない様子で、司会者も、「マルティン君、もう1つだけお客さんから質問を受け付けていいかな?」とすっかりマルティン君中心にティーチインが進行した。そして写真撮影時には、先ほどまで泣いていたのがウソのようにしっかりカメラ目線を決めるマルティン君だった。

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