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チャン・ツィイーそっくり!?中国でリトル・チャン・ツィイーと呼ばれる女優が初来日!

第22回東京国際映画祭

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チャン・ツィイー……ではありませんよ。(写真左から、チェン・ボーリン、トン・ヤオ)
チャン・ツィイー……ではありませんよ。(写真左から、チェン・ボーリン、トン・ヤオ)

 18日、六本木ヒルズのアカデミーヒルズ49タワーホールにて第22回東京国際映画祭コンペティション部門に出品されている映画『台北に舞う雪』の記者会見が行われ、主演のチェン・ボーリン、トン・ヤオ、フォ・ジェンチイ監督らが登壇した。

第22回東京国際映画祭コンペ作一挙紹介

 本作は、映画『山の郵便配達』などで日本でもおなじみの中国人監督フォ・ジェンチイが、台北を舞台に台湾の若手スターを起用して作ったラブストーリー。ヒロインは、中国で今、“小章子怡”(リトル・チャン・ツィイー)と呼ばれている女優トン・ヤオが演じている。実際に見ても、本当にチャン・ツィイーによく似ており、ピンクのワンピースから伸びる細く長い脚も美しい、スタイル抜群の美人女優だ。

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 しかし、注目されているのは容姿だけではなくその高い演技力も必見だ。今回の役は声が出なくなった歌手という設定だが、最初は個性的なキャラクターを自分なりに作り上げていたのだという。「そうしたら監督から『もっと自然にやってほしい、そのほうがリアリティーが出て人を感動させられる』と言われて実際その通りにしました。演技の痕跡を残すな、といわれたことが逆に難しかった」と役づくりの難しさを振り返った。監督の要望に見事に応えた自然な表情は本作の見どころのひとつだ。

 フォ・ジェンチイ監督は、「彼女が外で天使の格好をして歌うシーンがあるのですが、このときはとても寒くしかも夜の撮影で彼女も大変だったと思います。そんな中、わたしは彼女に凍(トン)りたいか? 感動(トン)させたいか? と聞きました。(中国語で凍と感動は同じトンという発音になる)。そうしたら彼女は、感動させたい、と答えてくれたのです。そして実際に寒さを全然感じさせない笑顔を見せてくれました」とそのガッツをたたえた。今までトン・ヤオはテレビドラマに数多く出演していたが、これからスクリーンで目にすることが増えるかもしれない。

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