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番長・清原和博氏独占激白!「今後はバットじゃなくて違う方法で自分の言葉を発信したい」

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究極のドM状態だったと明かす清原和博氏
究極のドM状態だったと明かす清原和博氏

 映画『ザ・ウォーカー』でデンゼル・ワシントン演じる主人公の不屈魂に共鳴し、宣伝番長を務める元プロ野球選手の清原和博氏がインタビューに応じ、困難に満ちた選手生活で心の支えとなっていた存在や、度重なる試練を乗り越えた秘けつを明かしてくれた。

映画『ザ・ウォーカー』

 どんな困難に遭っても信念を貫き、30年間ひたすら旅を続ける主人公と自身が重なると語る清原氏。故障やトラブルに悩まされた現役時代を振り返り「ひざの移植手術を受けたり、球団組織と闘ったり。そういう経験を経て、映画のテーマである『不屈』という言葉が好きになっていきました」と本作との出会いに運命的なものを感じている様子。

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 そんな苦しい時代に、清原氏にとって心の支えとなっていた存在は「生まれ故郷の大阪府岸和田です。小さいころ、周囲からよく『日本一になれ』と言われた。日本一といえば巨人、じゃあ巨人で一番になれば日本一、と目標を定めて。自分を送り出してくれた地元に負けて帰ってきてはならない、と頑張ってきたんです」と故郷への思いが選手活動の原動力であったことを明かした。

 そして波瀾(はらん)万丈だった現役生活の中でも、一番苦しかったというひざの手術を受けた時期について「もう(選手生命は)絶望的と言われてショックを受けたけど、前例がないなら自分が作ると思い直した。当時マスコミにたたかれても、『活躍しても記事にならない人がいるのに、自分はけがして動けないことまで記事になっている。オレはまだまだいける!』って、たたかれて喜ぶ究極のドM状態でしたね(笑)」とポジティブ思考で乗り切ったことを振り返った。

 さまざまな困難を乗り越えてきた清原氏に、心が折れやすい現代人へのアドバイスを求めると「つらいときは落ち込んだり、泣いたりして当たり前。そんな自分を恥ずかしがらないでいい」といったんはダメな自分を受け入れることを説き「あきらめずに次へのヒントを模索すること。自分もヒーリングCDを聴いてみたり(笑)、本を物色してみたりした。何もせずにじっとしているのが一番良くない。もがき苦しみながら、とにかく行動することが不屈さにつながると思う。特に草食系男子は『ザ・ウォーカー』を観て『男たるもの、何ぞや?』と感じてほしいね!」とメッセージを送ってくれた。

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 長い選手生活を終えたばかりの清原氏は今後について「今まではバットを振ってメッセージを送っていたけど、これからは違う方法で世の中に自分の言葉を発信しようと模索中」とのこと。インタビュー中は世間に定着した“番長”というこわもてのイメージとは異なり、まじめで、相手を笑わせようとするサービス精神も感じられた。今後も意外な方面での露出が期待できそうだ。

 『ザ・ウォーカー』は世界が崩壊し、荒廃した大地が広がる近未来が舞台のサスペンス・アクション。この世に一冊だけ残ったある本を運び、本を狙う追っ手と死闘を繰り広げながらひたすら西へと向かう男(デンゼル・ワシントン)の孤独な旅路を描く。

映画『ザ・ウォーカー』は6月19日より丸の内ピカデリーほかにて全国公開

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