無許可でゲリラ撮影した監督が来日中止!帰国したら刑務所か海外渡航禁止!イランに表現の自由はない?

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バフマン・ゴバディ監督

 イランの首都テヘランで当局に無許可でゲリラ撮影した青春音楽映画『ペルシャ猫を誰も知らない』のプロモーション活動で来日予定だったバフマン・ゴバディ監督の来日中止が決定した。

映画『ペルシャ猫を誰も知らない』場面写真

 西洋文化への規制が厳しいイラン国内で、ゴバディ監督は無許可でゲリラ撮影を決行。そのまま国内にとどまることは危険だったため、撮影終了後にイランを離れた。だが、来日のためパスポートの再発行を在外のイラン大使館・領事館に依頼したところ、「イランに戻らなければ発行しない」と告げられていた。

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 ゴバディ監督は来日中止を告げるメッセージの中で、「今の私がイランに戻るということは、刑務所に入れられるか、二度とイランの外へ出られないかを意味しています。そのために今回は残念ですが、日本へ行くことを諦めなくてはいけませんでした」と事情を説明。自由な創作活動への願いを込めたからこそのゲリラ撮影だったが、そのために行動を制限されるといった皮肉な結果となってしまった。現在、ゴバディ監督はイラクのクルド人自治区に滞在しており「そこを第二の母国として、新しい国籍のパスポートを得たいと思っています。そうすればまた旅ができるようになります」と今後の展望を語っている。

 映画『ペルシャ猫を誰も知らない』は、当局の目を逃れながらひそかに音楽活動を続ける若者たちを描き、第62回カンヌ国際映画祭〈ある視点〉部門審査員特別賞を受賞した。出演者のほとんどは実際に無許可で活動するミュージシャンで、物語は実在の事件、場所、人物に基づいている。

映画『ペルシャ猫を誰も知らない』は8月上旬よりユーロスペースほかにて全国順次公開

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