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バナナマン設楽、初主演映画は社会派!裁判の傍聴人でAV3本万引犯や友人撲殺犯を裁く!

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ちょっとお! この手は何!?
ちょっとお! この手は何!? - (C)「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」製作委員会

 お笑いコンビ、バナナマン設楽統が裁判傍聴をテーマにした映画『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』で映画初主演を果たすが、初めて脚本を読んだときの戸惑いや率直な思いを明らかにした。

 コントにテレビにと幅広く活躍しているバナナマンだが、意外にも設楽はこれが映画初主演。演じるのは、愛と感動の裁判映画の脚本を書くため、生まれて初めて裁判の傍聴をすることになった三流ライターだ。脚本を読んだときに「何でおれにやらせてくれるのかなあ」と思ったという設楽は、「本読みのとき70人近い出演者が集まってプレッシャーもありましたが、スタッフや共演者の皆さんのおかげでとてもやりやすくて、基本役づくりをせず、そのまま自然にやらせていただきました」とコントやトーク同様の姿勢で臨んだことを明かした。

 原作は傍聴ブームという社会現象まで巻き起こした北尾トロの同名エッセイ。裁判というと物騒な響きだが、実際に傍聴してみるとツッコミどころ満載のワイドショーネタばかりであることを看破したベストセラーだ。本作に出てくる事件も、「アダルトビデオ3本万引」や「収穫した大根の大きさをめぐって友人を撲殺したサラリーマン」など、見ようによっては笑えるものばかり。だがそれらは映画のための演出ではなく、設楽も「実際に傍聴してみたら、本物の裁判も面白くてリアルで、この映画は全然大げさじゃない、遠い世界の話じゃない」と納得したほどのリアルさだ。

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 そんなふうに笑える裁判だが、劇中で共演の片瀬那奈演じるヒロインの検事が、傍聴マニアたちに「楽しいでしょうね、他人の人生を高みの見物して!」と一喝するように、実際には人命に関わるものや深刻なものも多い。傍聴マニアという存在も生まれている一方で裁判員制度が発足し、民間人が裁判を間近に見ることも多くなっている。

 バナナマンの相方、日村勇紀も被告役で出演するという本作。設楽は撮影の最後に「楽しいな、演技って」と思えたという。コミカルに裁判の現実を描きながらも、現実への目配りの忘れない設楽の初主演作、これを見逃して……いいんすか?

映画『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』は11月6日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開

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