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熱い男、山本耕史が少子化問題に物申す!解決策は確固たる自分と愛!?

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熱い思いを激白した山本耕史
熱い思いを激白した山本耕史

 良質なドラマを世に送り出しているWOWOW「ドラマW」で、今年4月から放送された連続ドラマ「パンドラII 飢餓列島」のDVDが発売されるにあたり、キャストの山本耕史がインタビューに応じ、社会問題について熱く語ってくれた。

山本耕史出演映画『最後の忠臣蔵』場面写真

 2008年に製作された前作「パンドラ」は、医療問題をテーマにした骨太なヒューマン・サスペンスとして、東京ドラマアウォード作品賞グランプリほか、数々の賞を受賞した。それから2年、続編となる本作では、食糧問題をテーマに、飢餓の特効薬として開発されたとうもろこし「GOD CORN」をめぐり、政府や企業を巻き込んだ利権争いが繰り広げられる。

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 そんな本作に、視聴者と一連の事件とをつなぐ重要な役どころとなる太刀川記者として連続出演した山本は、シリーズの魅力を「今の社会情勢と、すごくうまくリンクしていますよね。現実にあったら困るんだけど、実際の出来事なんじゃないかと観ている人が錯覚を起こして耳を傾けてしまうような、リアルで重厚な作品だと思います」と分析。さまざまな人間の思惑が交錯する展開には思わず引き込まれてしまうが、「『面白い』と言われるのはうれしいんだけど、こちらは面白いと思って演じてはいなかったですね(笑)。いろいろ考えさせられて怖かったというか。姿勢を正して臨んだ、心が引き締まる作品でした」と複雑な感情を抱えながら撮影に挑んでいた様子を明かしてくれた。

 その一方で役づくりについては、「本物の記者さんを参考にさせてもらいました(笑)」と笑顔で秘話も明かす。そして、「太刀川も、話を聞くためにじっと待っていたりしますけど、仕事だから仕方ないこととはいえ、『よくここにいるな! いつから待っているの?』みたいな図々しさを出せればなと思って(笑)」と実体験をフィードバックさせていたというおちゃめな一面も。さらに関心のある社会問題について話が及ぶと、「時間内じゃ話しきれない(笑)」としながらも、「少子化問題かな。『わたしたちは一人でいいの!』と仕事に生きる女性が増えているといわれていますよね。それって、少子化の原因だと思うんです。もちろん、そういう方たちが自分を恥じることなんて一つもないんだけど、それを面白おかしく取り上げて、一人でいいんだということをあおったり、こういうふうに生きればいいんだというお手本にするのは、どうなんだろう」と熱く問題提起。

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 そんな山本が考えるパンドラの箱とは一体どんなものなのだろうか? 「僕らは、本当はすごくちっぽけな自分自身でしかないと思うんですよ。その周りにいろいろなものを付けることで、その人の人格を成り立たせている。その一つ一つを取っ払っていったときに、自分自身という点がきちんと存在していてほしいなと思いますね。そして、その最後に取り除くものは、愛でありたいですよね」と格好良く締めてくれた。ギリシャ神話のパンドラの箱といえば、さまざまな災いが飛び出したあとに希望が残ったとされているが、山本の場合は確固たる自分と、愛というのがキーワードのようだ。そんな山本の今後ますますの活躍に期待したい。

DVD「パンドラII 飢餓列島」は9月22日よりレンタル開始、10月6日よりコレクターズ・ボックス発売

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