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前原誠司外務大臣、核の全廃を目指す映画の議員試写会に登場!…でも時間がなくて鑑賞せず

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映画を観る時間はないほどの大忙し!?-前原誠司外務大臣
映画を観る時間はないほどの大忙し!?-前原誠司外務大臣

 20日、ドキュメンタリー映画『カウントダウンZERO』議員試写会が衆議院第1議員会館にて行われ、前原誠司外務大臣のほか、「核軍縮・不拡散議員連盟(PNND)日本」の会長を務める河野太郎議員と稲見哲男議員が上映前にあいさつを行った。

映画『カウントダウンZERO』場面写真

 本作は核の全廃を目指す活動を一般にも広げようと製作されたドキュメンタリー映画。「核兵器なき世界」を目指す人々がいる一方で、核兵器の広まりや使用される可能性など、現在の世界が置かれた危険な状況を暴いていく衝撃作だ。この日、拍手で迎えられた前原外務大臣は、本作について「『不都合な真実』のスタッフが作ったということで、話題になっているのは知っていました」と前置きし、「外務大臣になってすぐ、ニューヨークに行って核の無い世界を目指す10か国からなる有志の会に参加しました。ぜひ『核の無い世界』を唯一の被爆国である日本のイニシアチブで目指していきたいです」と核問題に積極的に取り組んでいく姿勢をアピールした。そして前原大臣自身もこの試写を観る予定だったが、「外務省は人を使い倒す役所で(笑)、今回は多忙で観ることはできませんが、また別の機会にぜひ鑑賞したいと思います」とコメントし、スピーチ後は河野氏と握手をして慌ただしく会場を後にした。

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 次に登壇した河野議員は「『核軍縮・不拡散議員連盟(PNND)日本』の日本代表を仰せつかることになりました。唯一の被爆国である日本ではありますが、では今後核問題に対して具体的にどうアプローチしていくかということになると、なかなか議論が進まないのを歯がゆく思っている。具体的にどこを目指していくのか考えながらこの組織を動かしていきたいです」と抱負を述べた後、「この作品を観て、いろいろ考えていただきたい」とこれから映画を観る議員たちへメッセージを送った。

 『カウントダウンZERO』は『不都合な真実』の製作者と『ブラインドサイト ~小さな登山者たち~』のルーシー・ウォーカー監督が、ゴルバチョフ元旧ソ連大統領やカーター元アメリカ大統領などの証言を基に、世界に約2万3,000も存在するという核兵器の脅威を伝えるドキュメンタリー。現在、核兵器保有国は9か国、核兵器開発の技術を持つ国は40か国に上り、テロリストも核を手にすることができるという実態について、ブレア元英国首相、ムシャラフ元パキスタン大統領など各国の首脳を務めた政治家や元CIA工作員が語る。

映画『カウントダウンZERO』は2011年春TOHOシネマズ六本木ヒルズほかにて公開

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