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『ノルウェイの森』、トラン・アン・ユン監督も16年越しの思い!映画化したいと言い続けていた

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16年越しの思いでの映画化だった!-映画『ノルウェイの森』より
16年越しの思いでの映画化だった!-映画『ノルウェイの森』より - (C) 2010「ノルウェイの森」村上春樹 / アスミック・エース、フジテレビジョン

 12月11日に公開される松山ケンイチ主演の映画『ノルウェイの森』の公式ツイッターで、小川真司プロデューサーが、メガホンを取ったトラン・アン・ユン監督にとっても、本作は16年越しの思いで実現した映画化であったことを明かした。公式ツイッターにて、「ノル森ノート」と題し、奇跡の映画化が実現するまでの秘話をツイートしている小川プロデューサー。先日は、自身が映画化にあたり、原作者の村上春樹を6年にわたり説得していたことを明かしていたが、トラン監督にとっても、本作の映画化は長年の思いが結実したものであったようだ。

映画『ノルウェイの森』写真ギャラリー

 1987年に刊行されベストセラーとなった村上春樹の代表作「ノルウェイの森」。小川プロデューサーは以前、「ノル森ノート」の中で、自身は発売当初に読了したことをツイートしていた。今回、「監督のトラン・アン・ユンは94年に『ノルウェイの森』がフランスで出版された年に初めて読んだ」と明かした小川プロデューサー。トラン監督は1993年にカンヌ国際映画祭の新人賞であるカメラ・ドールを受賞した映画『青いパパイヤの香り』のキャンペーンで来日した際に、「これ(「ノルウェイの森」)を映画化したい、と言っていたそうな」と語った。また、次のツイートでは、「その後、96年に日本公開した『シクロ』の時も『ノルウェイの森』を映画化したい、と周りにいる日本人に言ったのだが、誰もまともに相手をしなかったらしい」とトラン監督が長年、「『ノルウェイの森』を映画化したい」と語っていたことを明かしている。

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 1994年に原作本を読んだトラン監督が長年映画化したいと思い続け、小川プロデューサーの6年にわたる交渉で村上春樹を説得し、映画化にこぎ着けた映画『ノルウェイの森』。松山ケンイチ、菊地凛子水原希子玉山鉄二ら出演者が学園紛争の時代を見事に表現し、美しい映像で原作の世界観を表現している。

映画『ノルウェイの森』は12月11日より全国公開

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