CG全盛期の今だからこそ観てほしい!ハリウッド黄金期を思わせる大人のための恋愛映画!

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古き良き哉!アメリカ映画

 映画『愛と追憶の日々』での監督デビュー以来、大人のための恋愛映画を撮り続けているジェームズ・L・ブルックス監督とジャック・ニコルソンが再びタッグを組んだ最新映画『幸せの始まりは』は、ハリウッド黄金期、1930~40年代の名作へとオマージュをささげた作品だ。ジャック・レモンシャーリー・マクレーンフランク・キャプラジェームズ・スチュワートといった名前にピンときた人ならば、楽しめることは間違いなしだ。

映画『幸せの始まりは』写真ギャラリー

 ハリウッド黄金期と呼ばれる1930年代から40年代に作られた、スクリューボール・コメディーと呼ばれる作品群にはいまだに根強い人気があり、まさに古き良きアメリカ映画を代表する存在。アカデミー賞主要5部門を独占したフランク・キャプラ監督の映画『或る夜の出来事』に始まったとされるこのジャンルだが、本作のブルックス監督も「僕が好きな古いドタバタコメディーでは、周囲でどんなことが起こっているときでも、キャラクターたちを信じられた。コメディーが起こっているときでも、それらのキャラクターたちは、層のあるキャラクターに見えた。この映画には、そんな要素がある」と影響を受けていることを明かした。

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 とりわけ、映画『素晴らしき哉、人生!』のジェームズ・スチュワートと、時代は下るもののスクリューボール・コメディーの系譜を受け継ぐ映画『アパートの鍵貸します』のジャック・レモンについては「(登場人物の1人である)ジョージのキャラクターは、彼らにオマージュをささげるものだ」と明言。ポールも、「この作品を僕が気に入った理由は、まさに昔の映画の雰囲気があるところだったんだ。キャラクターの話し方にしろ、せりふにしろ、何年も前に作られた映画に出てきそうな雰囲気がある。僕は、そこが大好きだった」とそのことを十分に意識していたという。

 スクリューボール・コメディー、そしてジャック・レモン出演のコメディーに共通するのは、コメディーでありながらも何より登場人物それぞれにしっかりとしたドラマがあること。ブルックス監督が「大事なのはジョークじゃないんだ。僕はいつもコメディーにその姿勢でアプローチしてきた。キャラクターの視点から演じるんだ」と語るように、本作にもそのセオリーは徹底されている。たとえば、リース・ウィザースプーン演じるリサは、ソフトボールの代表選手から外れることで子どものころから培ってきたものをすべてなくしてしまっており、その一方でポール演じるジョージは、刑務所入りの危機を抱えてしまっている。

 登場人物を1人として粗末に扱わないことで生まれるドラマこそが、ブルックス監督の目指すものであり、現代のコメディーで忘れられがちなことかも? 3D映画が全盛を迎えている現在では、とかくアクション作品ばかりが注目を集めがち。でもだからこそ、本作のような古き良きアメリカ映画の伝統を受け継ぐ大人のための恋愛映画を新鮮な気持ちで味わうことができるかもしれない。

映画『幸せの始まりは』は2月11日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国公開

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