『ズートピア2』興収1,763億円到達!ハリウッド映画では今年最大のヒット
全米ボックスオフィス考

先週末(12月12日~12月14日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、ディズニー・アニメーション映画『ズートピア2』が興行収入2,588万118ドル(約40億円)を上げて首位に返り咲いた。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル155円計算)
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前回、人気ホラーゲームを実写映画化した『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』の続編『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』に首位の座を奪われた『ズートピア2』が、堂々たる巻き返しを果たした。世界興収は10億ドルの大台を突破して11億3,744万4,817ドル(約1,763億円)に達しており、実写版『リロ&スティッチ』を抜いてハリウッド映画では今年最大のヒットとなっている。ちなみに、ハリウッド映画に限らなければ、今年最大のヒット作は現状、中国のアニメーション映画『ナタ 魔童の大暴れ』で世界興収21億5,000万ドル(約3,333億円)だ。
なお、ディズニーは『ズートピア2』が大ヒットとなっている一方で、新作『エラ・マッケイ(原題) / Ella McCay』で苦戦。2,500館で公開されながら、興収はわずか202万541ドル(約3億円)で7位デビューだった。理想に燃える若い女性が家庭と仕事の両立に奮闘するさまを描く政治コメディードラマで、『恋愛小説家』のジェームズ・L・ブルックス監督がメガホンを取り、エマ・マッキー、ウディ・ハレルソン、クメイル・ナンジアニらが出演。今やあまり作られなくなったタイプの中予算作品だが、厳しい出足となってしまった。(編集部・市川遥)
12月12日~12月14日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(2)『ズートピア2』
2(1)『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』
3(3)『ウィキッド 永遠の約束』
4(9)『Dhurandhar(原題)』
5(5)『グランド・イリュージョン/ダイヤモンド・ミッション』
6(4)『劇場版 呪術廻戦「渋谷事変 特別編集版」×「死滅回游 先行上映」』
7(初)『エラ・マッケイ(原題) / Ella McCay』
8(初・再上映)『グリンチ』
9(7)『エタニティ(原題) / Eternity』
10(初・再上映)『シャイニング』


