沖縄国際映画祭に釜山国際映画祭ほか世界の映画祭から震災支援の申し出 ヴェネチア、カンヌ、ベルリン映画祭に広がる可能性も

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エールは世界へ - (C) 沖縄国際映画祭

 18日から27日まで、賛否両論の中開催された第3回沖縄国際映画祭だが、映画祭を開催したことにより、各国映画祭に支援の輪を広げたことがわかった。同映画祭では、毎年10月に韓国にて開催されている釜山国際映画祭の執行委員長、イ・ヨングァンが審査委員長を務めた縁があり、釜山国際映画祭側から、被災地のために協力させてほしいという要請があったという。沖縄国際映画祭の運営を中心的に手掛ける吉本興業では、そのほかの映画祭からも打診が来ているとしており、毎年8月末から9月初めにイタリアにて開催されるヴェネチア国際映画祭、毎年春にフランスにて開催されるカンヌ国際映画祭、毎年2月にドイツにて開催されるベルリン国際映画祭など世界中の映画祭に支援の輪が広がる可能性がある。

第3回沖縄国際映画祭で2冠を獲得した映画『阪急電車 片道15分の奇跡』場面写真

 11日に発生した東北地方太平洋沖地震を受け、映画祭を開催するかどうかの決断を迫られた吉本興業。映画祭のテーマを「Laugh&Peace」から「Yell, Laugh&Peace」に改め、収益の全額を被災地への義援金として寄付、チャリティーを目的として開催すると決断したが、この時期に「笑い」など不謹慎だといった非難の声も上がっていた。しかし、ふたを開けてみると、募金額1,094万9,189円、これに受賞者から寄付された大賞賞金などを合わせた1,804万9,189円を義援金として集めることに成功。こうした業績が、各国映画祭の主催者に感銘を与えた形となった。

 各国映画祭が、具体的にどういった形で支援を行っていくのかはまだ決定していないが、釜山国際映画祭では、今年の沖縄国際映画祭で出席者が着用し、観客に向けても配布された「私たちにも、できることがきっとある」というメッセージがプリントされた「Yell Tシャツ」をスタッフが着用することを決定。吉本興業からは、各国映画祭の主催者に、被災地などの避難所で上映するのにふさわしい作品の選定を依頼したという。吉本興業では、推薦作がまとまり、映画を上映できる環境が整えば、順次、被災地での上映会を実施すると発表している。なお、釜山国際映画祭は、この推薦作についても、いち早く選定するとし、全面支援をしていく姿勢だ。(編集部・島村幸恵)

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