成海璃子「友達がすごく少ない」とポツリ…彼氏の存在も否定

　18日、スヌーピーでおなじみの「ピーナッツ」シリーズ新作DVD「Happiness is: スヌーピーと幸せのブランケット」のアフレコ収録が都内スタジオで行われ、主人公ライナスの日本語版吹き替えを担当する女優・成海璃子が、意外にも天然な素顔を垣間見せた。

　「Happiness is: スヌーピーと幸せのブランケット」は、スヌーピー、チャーリー・ブラウンに続く人気キャラクターのライナスが主人公。大好きな青い毛布が手放せないライナスが、赤ん坊みたいと祖母が心配していることを知り、チャーリー・ブラウンや姉のルーシーに協力してもらいながら毛布離れを試みる物語だ。

　初夏らしい涼しげな青いワンピースで登場した成海は、ライナスがチャーリー・ブラウンとコミカルな掛け合いを行うシーンを熱演。作品のかわいらしい世界観と、そこに入り込んだ成海の声がぴったり重なり、観る者を笑顔にさせた。この春高校を卒業したばかりの成海は、終了後の囲み取材で「卒業してから（毎日が）もっと楽しくなって、仕事も面白くなった。時間も増えたので行動的になって、よく外に出掛けるようになりました」と自らの変化を語る。「出掛けるのは彼氏と？」という質問は笑顔で否定しつつ、「友達がすごく少ないので、一人で何でもしています。高校の友達も卒業したらあまり会っていないんです」とちょっぴり切ない事実を明かして報道陣を笑わせた。

　若手実力派女優の成海だが、素顔は意外にも天然であることがうかがえるようなやり取りが、この日の囲み取材で見られた。「この間映画館で『ブラック・スワン』が観られなかったので、自分の出ている作品（『少女たちの羅針盤』）を観ました。試写会で観たときは恥ずかしかったですが、映画館で観たときは結構いいって思いました」。また、「自分が手放せないものはないです。取っておきたいものはないけど、捨てるときは『ごめんね、今までありがとう』って捨てています」「今日の衣装のポイントは特にないです、すいません。（青い服だが、作品に出てくる）毛布の色に合わせたとかは特にないんです」などなど、成海は真剣にコメントしているのだが、そのたびになぜかほのぼのとした雰囲気が生まれて報道陣は癒やされっぱなし。成海の魅力も作品の魅力も、存分に発揮されたアフレコ収録となった。

DVD「Happiness is: スヌーピーと幸せのブランケット」（税込み：3,980円）は8月12日発売、レンタル開始