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元小結・板井氏、ジャーナリスト武田氏、大相撲の八百長問題を大いに語る!!

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相撲界の裏側などヤバいトークを展開中!? 板井圭介氏と武田頼政氏
相撲界の裏側などヤバいトークを展開中!? 板井圭介氏と武田頼政氏

 4日、新宿武蔵野館にて、現在公開中の映画『ヤバい経済学』で取り上げられている大相撲の八百長にまつわるトークショー「出演した二人が語る!大相撲八百長の裏側」が開催され、作品中でさまざまな証言をしている元小結・板井圭介氏とジャーナリストの武田頼政氏が登場。伝統文化“相撲”の闇に深く切り込んだトークを展開した。

映画『ヤバい経済学』写真ギャラリー

 板井氏といえば、2000年に日本外国特派員協会での講演で、現役時代、自らの八百長を認め、相撲界にはびこる八百長問題を告発した人物。その後、著書「中盆-私が見続けた国技・大相撲の“深奥”」では、詳細を赤裸々につづった。

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 あれから11年が経過した2011年。大相撲野球賭博問題の捜査で、数人の力士から八百長をうかがわせるメールのやり取りが発覚し、大規模な八百長問題へと発展した。そんな現状に板井氏は「先日まで行われていた技量審査場所の千秋楽を見たのですが、ほとんどがガチンコだった。怪しいと思った取り組みは二番ぐらいかな」と変化を語る。それでも怪しい取り組みがあったのかという一般ファンの感覚には「昔は半分以上の取り組みで八百長があったんだから、進歩だと思っていいのでは。(今後の相撲は八百長がなくなって)おもしろくなると思うよ」と持論を展開。

 一方、2007年に「週刊現代」誌上で元横綱・朝青龍の八百長問題の記事を展開するなど、相撲界に数々の問題を投げかけているジャーナリストの武田氏は、今回の八百長問題の決着に「トカゲの尻尾きり的な感覚で、力士と親方衆との溝が心配」と警鐘を鳴らしつつ、相撲界の問題点を歴史的背景を交えて説明した。

 その後も、力士の具体名を挙げて八百長問題を論じると、場内からは驚きの声が上がる。劇中でもかなりきわどい発言があるが、実はこの映画、当初は日本での公開が予定されていなかったらしく「(日本で)公開されるって聞いてびっくりしたけど、語ったことは、ほぼちゃんと使われていますね」と武田氏は評価していた。

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 本作は、大相撲の八百長問題や、赤ん坊の名づけによって人生が影響するのか、などユニークなテーマをおもしろおかしく解き、400万部を売り上げた大ベストセラーを映画化。映画『GONZO~ならず者ジャーナリスト、ハンター・S・トンプソンのすべて~』のアレックス・ギブニー監督など、実力派ドキュメンタリー監督たちがイラストやCGアニメを駆使し、オムニバス形式で表現したエンタメ経済ムービーだ。(磯部正和)

映画『ヤバい経済学』は新宿武蔵野館ほか全国公開

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