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『仮面ライダー』が『ハリポタ』を破り1位!香取『こち亀』は7位発進!

映画週末興行成績

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徳川吉宗の力を借りて、オーズがトップに!
徳川吉宗の力を借りて、オーズがトップに! - 劇場版「オーズ・ゴーカイジャー」製作委員会 (C) 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映 (C) 石森プロ・テレビ朝日・東映AG・東映

 今週は「仮面ライダー」と「暴れん坊将軍」という強力なタッグが話題の『劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル』、そして同時上映の『海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船』がどこまで続くのかと思われた『ハリポタ』の独走態勢を阻んだ。昨年には、映画『仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE(コア)』が、映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』の首位を阻んだことがあった。さらに『ハリー・ポッターと謎のプリンス』もかつて仮面ライダーに首位の座を明け渡しており、両シリーズからは、まさに不思議な因縁を感じる。

映画『劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル』場面写真

 仮面ライダー生誕40周年、スーパー戦隊シリーズ35作の記念すべき作品ということもあり、例年より幅広い客層を集客した本作。全国487スクリーンで公開され、初日2日間の成績は動員が29万3,147人、興収3億4,956万5,200円となった。3D版と2D版のスクリーン数の内訳は、189対298。3D版の動員は4万626人、興収が6,146万6,700円。2D版の動員は25万2,521人、興収が2億8,809万8,500円という結果に。スクリーン数が多いことを考慮してもなお、意外にも2D版の方が高い支持を集めていることがわかる。

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 続映作品も引き続き好調で、1位から4位までが3D作品が上位を独占。公開4週目の『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』は2位となり、先週から1ランクダウンとなったが、累計興収は早くも60億円を突破している。3位の『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』は累計動員が117万8,557万人、累計興収は17億9,127万3,000円を記録。4位の『カーズ2』は2週目にして早くも興収10億円を突破している。

 5位『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ/ビクティニと黒き英雄 ゼクロム』『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ/ビクティニと白き英雄 レシラム』は公開4週目でワンランクダウンだが、両作で興収25億円を突破。両作の内訳は『ビクティニと黒き英雄 ゼクロム』は累計動員118万4,151人、累計興収12億1,508万5,800円、『ビクティニと白き英雄 レシラム』が累計動員134万9,064人、累計興収13億8,380万5,650円となっている。6位の『コクリコ坂から』もワンランクダウンだが、累計動員178万3,890人、累計興収22億5,121万6,700円という結果になった。

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 香取慎吾主演の『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE ~勝どき橋を封鎖せよ!~』は7位に初登場。全国277スクリーンの公開で、動員8万3,146人、興収9,868万1,550円という結果になった。

 8位の『劇場版 NARUTO-ナルト- ブラッド・プリズン』は2ランクダウンで、累計動員は30万863人、累計興収は3億3,439万7,200円となった。公開3週目となる『忍たま乱太郎』は9位で1ランクダウン。同じく公開3週目の『ロック ~わんこの島~』は10位で3ランクダウン。そして7週目となる『アンダルシア 女神の報復』が2ランクダウンで11位と、惜しくもベストテン圏外に落ちてしまった。

 今週末はブラッド・ピット主演、カンヌ国際映画祭最高賞となるパルムドールを受賞した『ツリー・オブ・ライフ』がベストテン入りを狙うほか、『ハリポタ』の逆襲にも注目。さらに『ペーパーバード 幸せは翼にのって』『ジョン・レノン,ニューヨーク』『未来を生きる君たちへ』などが公開予定となっている。(ランキングなどは興行通信社調べ)(取材・文:壬生智裕)

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