まさかのカムバック！ジョージ・マイケル、「弁護士イーライのふしぎな日常」への出演はノリノリ！

　元ワム！のジョージ・マイケルがゲスト出演という形でまさかのカムバックを果たした海外ドラマ「弁護士イーライのふしぎな日常」の製作総指揮・企画を務めたマーク・グッゲンハイムがインタビューに応え、ジョージのカムバックをめぐるエピソードについて語った。

　ジョージ・マイケルといえば、1980年代に一世を風靡（び）したワム！のメンバーとして「ラスト・クリスマス」「ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ」などのヒットを送り出したシンガーソングライター。本作では、ジョニー・リー・ミラー演じる主人公イーライの幻覚として本人役で出演している。このゲスト出演は全米放送時から大きな話題になり、マーク・グッゲンハイムは、このまさかのカムバックについて「やはり驚きの反応というのが一番大きかったです。というのは、この番組に登場するまで、ジョージ・マイケルは1980年代以降公の場には登場していなかったので、まさかテレビに出てくるとは思わなかったようです」と語った。

　もっとも、ジョージ自身はアメリカのテレビ番組のファンだったということもあり、本作への出演はノリノリだった様子。ほとんどがロサンゼルスで行われたというパイロット版の撮影だが、唯一、ジョージのダンスシーンだけはロンドンで撮影したといい、撮影中のマイケルについて、マークは「楽しんでいらっしゃったと思います。実際にエピソードの中で、ダンスシーン以外で登場していただくシーンもあるので、そのためにアメリカに来てほしいとお願いしたときも、すぐに賛同してくれました」と振り返る。「非常に気さくで魅力のある方でしたので、彼と一緒に仕事をすることはわたしたちにとっても本当に楽しい時間でした」とマークはその人柄についても絶賛していた。

　本作でジョージは主人公イーライが初体験を迎えた1980年代を象徴する存在として描かれているが、これはイーライと同じく1980年代に青春を送った人ならば思わず共感してしまうのでは？　ポップ・アイコンとしてのジョージは今もむかしも健在であることを示した本作は、1980年代をなつかしく思う人、そしてワム！の音楽を一度でも耳にしたことのある人ならば楽しめること間違いなしの快作だ。（編集部・福田麗）

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発売元： ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン