スティーヴン・ソダーバーグ監督が本格的アクション映画に挑戦!総合格闘家を主演女優にした経緯を語る!

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スティーヴン・ソダーバーグ監督とジーナ・カラーノ

 映画『セックスと嘘とビデオテープ』でサンダンス映画祭観客賞とカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞し、その後は映画『トラフィック』で見事にアカデミー賞監督賞を受賞したスティーヴン・ソダーバーグ監督が、新作『ヘイワイヤー(原題) / Haywire』について、主演女優のジーナ・カラーノともに語った。

製作総指揮にスティーヴン・ソダーバーグ映画『少年は残酷な弓を射る』場面写真

 同作は、政府と契約している企業に雇われた女スパイのマロリー(ジーナ・カラーノ)は、任務を遂行してる際に仲間から裏切られ、突如組織から命を狙われる。マロリーは裏切った黒幕を探し出し、復讐を始めていくというアクション・スリラー作品。主演女優は、実際に総合格闘家のジーナ・カラーノで、プロのスタントマンさえ顔負けの派手なアクションを披露している。彼女のほかに、マイケル・ダグラスユアン・マクレガーアントニオ・バンデラスチャニング・テイタムマイケル・ファスベンダーなどのハリウッドのスター達が脇を固めているところも注目だ。

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 総合格闘家であるジーナ・カラーノを主演女優にした経緯についてソダーバーグ監督は「全く偶然の出来事で、ある土曜日の夜になぜかチャンネルCBSで行われていたジーナの試合を観ていたんだ。そのとき、コーンロウのヘアスタイルで彼女は登場すると、一挙にそんな彼女の戦闘モードが試合会場に広がっていった。その試合では、彼女は相手を猛烈な攻撃で仕留めたんだよ! こんな闘いは今まで観たことがないと思ったね……。さらに、その試合後に行われた勝利者インタビューでは、彼女は誠実で、真のファイターに見えたんだ。だから、普段あまりかかわりたくないような典型的なファイターたちとは違った雰囲気であることに、まずは興味を持ったんだよ」と語ったが、このときは興味だけで、彼は別の作品に携わっていた。

 だが、ソダーバーグ監督は製作予定だった映画『マネーボール』を降板したことで、新たな企画を立ち上げる。「60年代の映画『国際諜報局』でハリー・パーマーを演じたマイケル・ケインのようなスパイ映画やジェームズ・ボンドみたいな作品を制作しようと思っていた際に、ちょうどその二つを組み合わせたような映画を女性が主演で作れないかと思ったのが始まりだったんだ。だから、それからジーナにアプローチをかけたんだよ」と話した。

 普段、格闘家として鍛えているジーナだが、この映画のために特別なトレーニングをしたそうだ。「テロリスト対策でやるような実践的なものから、スパイとしての監視する能力などをまるで洗脳されるようにこなしていったの。後は、スタントマンとともに前もってリハーサルを行ったり、映画のための柔軟なエクササイズもしたわね」と述べた彼女は、これからも映画に出演する機会があったら、できるだけ参加したいと答えた。

 映画内でのジーナは、ユアン・マクレガーやマイケル・ファスベンダーを相手に、それぞれ別々のシーンで壮絶なファイトシーンを繰り広げているが、実際の格闘家と俳優を比較してみて「(格闘家としての試合と違って)何度も撮り直しができたり、(試合みたいに)一発で決めなければいけないわけではなかったから、すごく新鮮だったわ! 普段の私は、ムエタイや柔術を同じ情熱を持つ格闘家たちとともに、L.Aでアスリートとしてトレーニングしているけれど、この映画の俳優もプロとして、実際にスタントマンを使わずにファイトシーンに挑戦していたことに驚いたわ」と俳優としての意気込みに感心したそうだが、マイケル・ファスベンダーは彼女に撮影中に完全にノックアウトされたときもあったそうだ。

 映画はスタイリッシュな演出ではなく、本格的なアクションとして手掛けるスティーヴン・ソダーバーグ監督の手腕も魅力だが、そのアクションを固唾をのんで見入ってしまうほどジーナ・カラーノの格闘シーンは素晴らしい。新たなアクションスターの誕生かもしれない。 (取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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