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ショーン・ペンが厚化粧でロックスターに変身!U2ボノの娘イヴ・ヒューソンと共演の『きっと ここが帰る場所』

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え、これがショーン・ペン? まるっきり女じゃないかよ……
え、これがショーン・ペン? まるっきり女じゃないかよ…… - (C)2011 Indigo Film, Lucky Red, Medusa Film, ARP ,France 2 Cinema, Element Pictures. All Rights reserved.

 2度のアカデミー賞を獲得しているショーン・ペンの主演最新作の映画『きっと ここが帰る場所』の予告編映像が解禁され、ショーンが厚化粧でロックスターに変身した姿が明らかになった。本作は第64回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品。賛否両論を巻き起こした末、エキュメニカル審査員賞を受賞した作品だ。

映画『きっと ここが帰る場所』予告編映像

 本作でショーンが演じるのは、かつて絶大な人気を誇りながらも、あるときを境に一切表に出ない生活を送るようになったロック界のスーパースター。実在のゲイの政治家を演じた『ミルク』など、キャラクターになりきることには定評のあるショーンが、外見に至るまで徹底的にロックスターにふんしている。

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 亡くなった父の願いをかなえるため、アメリカ横断の旅に出ることになった男の姿。どこか哀愁ただようその姿が、説明的な描写を省かれ、計算し尽くされた美しい映像でつづられているさまは予告編映像からでも十分に味わうことができる。そして、ダメ押しのようにバックで流れるのは、トーキング・ヘッズの名曲だ。

 作中でショーン演じるロックスター・シャイアンの全盛期を思わせるトーキング・ヘッズの曲は、特定の世代に向けたメッセージである共に、時代の流れを確かに感じさせるものとして忘れがたい印象を残す。そうした感情を揺さぶる映像体験が、躍動するストーリーテリングと絡まった瞬間、映画を観る喜びを観客は改めて感じることができるはずだ。

 共演にU2ボノの娘イヴ・ヒューソンがいるのも音楽ファンにはたまらないキャスティングのはず。監督を務めるパオロ・ソレンティーノにとって、本作は初の英語作品。映画『イル・ディーヴォ』がカンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した際に審査委員長だったショーンと意気投合し、新作を一緒に作ることを約束。本作は、そうした両者の思いがようやく結実した作品となっている。(編集部・福田麗)

映画『きっと ここが帰る場所』は6月30日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国順次公開

ショーン・ペン主演映画『きっと ここが帰る場所』予告編映像 » 動画の詳細
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