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ウルトラマンへの熱い思いを監督・スタッフが語る!サーガ誕生秘話も公開のトークショー開催!

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熱い思いで手掛けた本作が高い評価を集めている、おかひでき監督
熱い思いで手掛けた本作が高い評価を集めている、おかひでき監督

 大ヒット中の映画『ウルトラマンサーガ』の感謝イベントが13日に東京・秋葉原で行われ、おかひでき監督はじめ特技監督の三池敏夫、音楽担当の原文雄、脚本担当の長谷川圭一 、VFXプロデューサーの鹿角剛司など製作チームのスタッフが、ウルトラマンへの愛あふれるトークを繰り広げた。

映画『ウルトラマンサーガ』の感謝イベントフォトギャラリー

 来場した熱心な特撮ファンを前に、おか監督は「ウルトラマンの歴史に傷をつけない、恥ずかしくない作品を作ることが僕たちの仕事。それが一番見失ってはいけないテーマだった」と国民的ヒーローシリーズへの敬意を真摯(しんし)に語る。その上で、「ウルトラマンを知らない子どもたちも興味を持ってくれて、この文化がもっと広がっていくことが一つの願いです」と目を細めた。

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 本作に登場するウルトラマンサーガは、これまでのウルトラマンとは違う斬新なルックスが特徴だ。デザインに携わった三池特技監督は「オリジナル(の『ウルトラマン』)を愛してこの道に進んだ身としては、ここまで変えていいのかという思いがあった。その場にいたみんながそう思った」と当時の複雑な思いを吐露(とろ)。一方で「新しさという点では、これくらい変えてもいいのかな」とサーガ誕生の裏話を明かした。

 また、会場にキーボードを持ち込み、生演奏を披露しながら音楽にかけた思いを語ったのは原。本作のため、2か月で55もの曲を作曲したと明かし「最初に監督が言われていたのは、『これは人間の映画』ということ。いろいろな意味での人間の戦いをクローズアップできる音楽を核として持った」とコメント。また脚本の長谷川は、東日本大震災が本作の物語に与えた影響に触れ「観た人を1人でも傷つけてはいけない。この映画はスペシャルな映画。悲惨なシーンがあっても、最後には勇気や希望を与えられないといけない」と熱く語った。

 本作は、3人のウルトラ戦士と勇気ある地球人が、謎の侵略者に制圧された地球を救うために戦う特撮ヒーロー・アクション。ウルトラマンゼロ、ウルトラマンダイナ、ウルトラマンコスモスが登場し、それぞれのキャラクターをDAIGOつるの剛士杉浦太陽が熱演する。また、地球の未来を守るために立ち上がる女戦士に、秋元才加宮澤佐江などAKB48のメンバーがふんしている。(肥沼和之)

映画『ウルトラマンサーガ』は現在公開中

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