剛力彩芽、大河ドラマ出演に涙!「お父さんの夢でした」
30日、女優の剛力彩芽が、綾瀬はるか主演で2013年に放送されるNHK大河ドラマ「八重の桜」のキャスト発表会見に出席し、父の夢だったという念願の大河ドラマ出演に感激の涙を見せた。
主演の綾瀬のほか、この日出演が発表された西島秀俊、黒木メイサ、長谷川博己、松重豊、長谷川京子、綾野剛、玉山鉄二、池内博之、斉藤工、稲森いずみ、中村獅童、工藤阿須加、西田敏行も出席したこの日のイベント。その中で一際感激した様子を見せていたのが、真っ白なドレスで出席した剛力だった。
剛力は「ずっと大河に出演するのが夢で」と話し出すや、感極まって涙。目を赤くはらせて言葉に詰まり、「すみません」と謝る場面もあったが、気持ちを落ち着かせると、「父が大河ドラマが大好きで、お芝居を始めてからずっと大河ドラマに出るのが夢でした。決まったときには実感がなかったけど、今日こうして(会見に出て)出演するんだなと思い感激しています」と語った。
剛力が演じるのは綾瀬演じる八重の幼馴染・日向ユキ役。母を幼い頃に亡くし父も戊辰戦争で戦死。その後は一家で青森や北海道を転々とするなど苦労を重ねる人物だ。出演にあたり剛力は「間違いなく素敵な作品になるであろうろう『八重の桜』に出られることが決まって、役者としては未熟ではありますが、素敵な俳優さんに囲まれていろいろなことを吸収したい」と意気込みを語り、「人間らしさや日本人らしさ、人間の強さを勇気とともにたくさんの人に伝えられたらいいなと思います」と胸を張った。
「八重の桜」では、剛力が八重の幼馴染・日向ユキを演じるほか、八重のライバル・中野竹子を黒木メイサ、八重の兄・山本覚馬役を西島秀俊、八重の最初の夫・川崎尚之助役を長谷川博己が演じる。さらに、松重豊、風吹ジュン、長谷川京子、綾野剛、玉山鉄二、池内博之、斉藤工、稲森いずみ、中村獅童、工藤阿須加、そして舞台となる福島出身の西田敏行も出演。同志社大学を創設した新島襄の妻・八重の生涯を描く。(取材・文:中村好伸)
大河ドラマ「八重の桜」は2013年1月より放送開始