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新垣里沙、モー娘。卒業後初の主演舞台に挑戦! 客席200に満たない小劇場で、イキイキ演技!

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ジャージ姿のがきさんにドキドキです!
ジャージ姿のがきさんにドキドキです!

 今年4月にモーニング娘。を卒業した元メンバーの新垣里沙が、卒業後初の舞台「みのり」への思いを語った。

舞台「みのり」ゲネプロ風景

 本作は、地味でおとなしい女の子・みのりが初恋をきっかけに新しい自分へと成長していく姿を描くストーリー。長かった髪をバッサリ切りショートカットにした新垣は、家にひきこもりがちな主人公・みのりを熱演。初主演と感じさせないナチュラルな演技は、いつしかみのり自身が新垣の素の姿なのかと錯覚させられてしまうほどだ。

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 作中では抱ようシーンにも挑戦している新垣だが、12歳から11年近く、恋愛はご法度のアイドルとして活動してきた彼女にとって「恋心」はいまだ未知の世界。「恋する気持ちの表現は、親子のシーンよりずっと大変でした」と笑いながらも、「観客の皆さんが、恋っていいなって思っていただけるようなお芝居にできたら」と話す。

 新たな人生を踏み出すみのりと同じく、この舞台をスタートとして「女優・新垣里沙」としてのキャリアを歩き始めたばかりの新垣。11年近くモーニング娘。のメンバーとして歩んできた彼女にとって、「卒業」は大きな決断だった。

 「本当は、30歳くらいまでメンバーでいたかったほど、モーニング娘。が大好きだったんです。でも、やっと演技という自分のやりたいことを見つけられた。卒業するまでは不安でいっぱいだったけど、今はドキドキとワクワクが混ざり合っている感じです」、先月29日に舞台の初日を迎えた新垣は晴れやかな笑顔を浮かべていた。

 本作が上演されているのは、客席総数200に満たない小さな劇場「池袋シアターグリーン」。観客に、役者の息づかいや細かい表情の変化まで、すべてが伝わってしまうほど客席と舞台の距離も近い。ほんの2か月前まで1万人の観衆を前に歌っていた彼女は、この場所で演じることを心から楽しんでいるという。

 「観客の皆さんの反応一つ一つがすごく伝わってくる。この会場の雰囲気をじっくりと味わいながら、楽しんで演技がしたいです」と話した新垣。舞台「みのり」は、新垣の今後の女優人生にとって忘れられない経験になるはずだ。(編集部:森田真帆)

 舞台「みのり」は、池袋シアターグリーンにて今月10日まで上演

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