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キョンキョンと荻野目が大乱闘!? 阿部寛主演『つやのよる』豪華女性キャストに大竹・真木ら!

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赤ワインがバシャ!! 女の執念は怖い!
赤ワインがバシャ!! 女の執念は怖い! - 映画『つやのよる』より

 阿部寛主演で2013年新春に公開される映画『つやのよる』の豪華女性キャストが発表され、キョンキョンこと小泉今日子をはじめ、野波麻帆風吹ジュン真木よう子忽那汐里大竹しのぶ荻野目慶子の出演が明らかになった。小泉と荻野目は劇中で激しい女のバトルを繰り広げており、「夫の不倫相手との対決シーンは楽しかった」と小泉はコメントしている。

『つやのよる』メイキングフォトギャラリー

 本作は、直木賞作家・井上荒野の同名小説を『世界の中心で、愛をさけぶ』などの行定勲監督が映画化した、22人の男女が織り成す群像劇。『テルマエ・ロマエ』のヒットが記憶に新しい阿部寛が、艶という名の奔放な妻に振り回されながらも一途に愛を貫く主人公・松生を演じている。

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 不貞な艶がガンで昏睡状態に陥ったことから、艶の過去の男に連絡を取り始める松生。今回発表されたキャストは、艶と関係のある男のそばで愛を注ぐ女性たちをそれぞれ熱演しており、小泉は、艶のいとこで「最初の男」の妻役。野波は艶にとって初めての夫の愛人役、風吹は艶の愛人だったかもしれない男の妻役、真木は艶がストーカーをしていた男の恋人役。

 忽那と大竹は、艶と駆け落ちした松生に捨てられた親子、荻野目は小泉扮(ふん)する石田環希の夫の不倫相手・伝馬愛子を演じている。7月中旬まで撮影予定の本作だが、先日撮影現場で、環希と愛子がワインを1杯、2杯、3杯、4杯と次々かけ合い、取っ組み合いの乱闘になるパーティーシーンが公開された。一人の男をめぐって女の火花が散る圧倒的な場面で、顔に思い切り赤ワインを浴びせられる小泉。着ていた和服がワイン色に染まり、つかみ合いはさらにエスカレートしていく。

 長回しの緊迫した本シーンを撮り終えた後は、二人の熱演に150人のエキストラをはじめ、場内から一斉に惜しみない拍手が送られたが、小泉は「実人生では経験したことのない、女同士の取っ組み合いというのを荻野目慶子さんと3回戦! 次の日、激しい筋肉痛になるほどの戦いでした(笑)」と明るく振り返った。

 原作を読み「ほかの人にやられたくない」という思いで映画化に乗り出した行定監督。キャリア初となるデジタル撮影に挑んでいるが、「今までにない群像劇が作れるんじゃないかと思いました。自分にとって野心作。日本の映画界にくさびを打ち込みたい」と意気込んでいる。(編集部・小松芙未)

映画『つやのよる』は2013年新春全国公開

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