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須賀健太18歳!「あまちゃん」能年玲奈に本気で恋?実話映画で恋人役

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大人っぽくなった須賀健太
大人っぽくなった須賀健太

 1959年に沖縄で発生した宮森小学校米軍機墜落事故を映画化した『ひまわり ~沖縄は忘れない、あの日の空を~』の完成披露試写会が14日に都内で行われ、主演の長塚京三須賀健太福田沙紀及川善弘監督らが登壇。『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズでブレイクした18歳の須賀が、恋人役の能年玲奈に対して「本当に好きになるような気持ちで挑んだ」と告白する場面もあった。

完成披露試写会フォトギャラリー

 沖縄県の宮森小学校に米軍ジェット機が墜落し、尊い命が犠牲となった大惨事「宮森事件」。本作は、この事件の遺族・被害者たちの証言を基に製作され、日本が抱える基地・外交問題などに大きな疑問を投げかける社会派ドラマ。小学生のころ墜落事故により友人を亡くした初老の男・山城良太(長塚)と、大学のゼミでこの事件を調べる良太の孫・琉一(須賀)との交流を通して、沖縄の悲しい現実を浮き彫りにしていく。

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 長塚は「事故が原因で心を閉ざしてしまった役でしたけど、沖縄に行って宮森小学校を訪ねたり、お話もうかがったりしました。沖縄の皆さんのお顔や、音楽などに触れてじわじわと沖縄人になることができた。中身の濃いロケーションでしたね」と撮影を振り返った。

 一方、須賀は「この作品のお話をいただくまで、このような事故があったことを知りませんでした。すごく勉強になったし、作品を通して僕のような若い世代にこのことを伝えていけたら」と真摯(しんし)に語った。劇中では来年度前期NHK連続テレビ小説「あまちゃん」に主演する注目の女優・能年が須賀の恋人役を務めているが「能年さんがすごくかわいかったので、本当に好きになるような気持ちでやらせていただきました」と素直にコメントして会場を笑いに包んでいた。

 この日はそのほか主題歌「ひまわり」を担当する沖縄出身の4人組バンドCivilian Skunkも登壇。ボーカルのチカラは「この映画を観ることによって、本当の意味でこの事件、問題について知ることができると思います。これから沖縄で暮らしていく僕たちがしっかりとこの問題を見つめていくことが大事だと思っています」と観客に話しかけ、大きな拍手を浴びていた。(古河優)

映画『ひまわり ~沖縄は忘れない、あの日の空を~』は2013年1月26日より新宿武蔵野館ほか全国順次公開

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