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遠藤周作「沈黙」ハリウッド映画化がついに始動か…すでにオーディションはスタート

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今度こそに本当に作るよ!……たぶんね。
今度こそに本当に作るよ!……たぶんね。 - マーティン・スコセッシ監督

 遠藤周作さんの小説「沈黙」を原作にしたハリウッド映画『サイレンス(原題) / Silence』の撮影が2014年にも開始されることが明らかになった。Colliderによると、すでにオーディションはスタートしているという。

スコセッシ監督の代表作『タクシードライバー』フォトギャラリー

 遠藤周作さん「沈黙」の映画化は、『タクシードライバー』『ヒューゴの不思議な発明』で知られるマーティン・スコセッシ監督が15年以上にわたって温め続けている企画。スコセッシ監督はレオナルド・ディカプリオとタッグを組んだ『ザ・ウルフ・オブ・ウォール・ストリート(原題) / The Wolf of Wall Street』の撮影を終えたばかりだが、早くも次回作として映画『サイレンス(原題)』に着手しているという。

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 オーディションは現在行われており、撮影開始は『ザ・ウルフ・オブ・ウォール・ストリート(原題) / The Wolf of Wall Street』が公開される今年の秋以降、来年半ばが有力とのことだ。

 過去に何度も映画『サイレンス(原題)』の製作を延期しているスコセッシ監督。だが、昨年には度重なる延期に業を煮やした制作会社に訴えられてしまったこともあり、今回こそは本当に製作をスタートさせるのではないかという見方もされている。

 もっとも、スコセッシ監督は『サイレンス(原題)』のほかに、フランク・シナトラさんの伝記映画やロバート・デ・ニーロとのタッグ作などにも関わっており、製作が本格化するまではまだまだ予断を許さない状況だ。(編集部・福田麗)

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