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西島秀俊が語る、デビュー当時に現場で怒鳴られた忘れられない思い出とは?

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西島秀俊
西島秀俊

  竹内結子主演の最新作『ストロベリーナイト』で繊細な部下・菊田刑事を演じ、人気を集めている西島秀俊が本作への思い、自身の役者人生を語った。

映画『ストロベリーナイト』写真ギャラリー

 これまで数々の映画賞を受賞し、今年の大河ドラマ「八重の桜」の好演が早くも高い評価を集めている西島。だがデビューの頃は、監督から怒鳴られたこともある。テレビドラマ「はぐれ刑事純情派」で巡査役を演じた現場での出来事だ。

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 「朝からの撮影だったので、コンビニで朝ご飯を買って行ったんです。あいさつしようと思って監督のところに行ったらそのビニール袋はなんだ? と。朝飯ですって答えた瞬間、現場に朝飯なんて持ってくるな! と、名前を名乗る前の段階で、めちゃくちゃに怒鳴られましたね(笑)」。

 当時はテレビドラマもフィルムで撮影されており、スタッフも職人かたぎの厳しい人間が多かっただけに、プロの洗礼を受けた思い出は西島の心に深く刻まれたそう。以来、刑事ドラマへの出演を待ち望んでいたという西島だけに、18年ぶりの刑事役となった菊田役への思い入れは強い。

 「ストロベリーナイト」は、2010年にフジテレビ系列のスペシャルドラマとして放送。その後2012年には続編が連続ドラマとして放送、そして今回の映画化……という異例の進化を遂げた作品だ。人気キャラクターの一人である菊田は、寡黙で、昇進に興味もない男くさい刑事。それは西島がデビュー以来ずっと演じたかった役どころだという。

 「20代は優しい役柄が多かったですが、この役を演じてから、タフな男の役を頂くようになったのではないでしょうか?」という本人の言葉通り、本作で西島の新たな魅力をぜひとも堪能してもらいたい。(編集部・森田真帆)

映画『ストロベリーナイト』は今月26日より全国東宝系にて公開

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