アカデミー賞主演女優賞最有力『ゼロ・ダーク・サーティ』ジェシカ・チャステイン、過去を振り返る

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ジェシカ・チャステイン

 映画『ゼロ・ダーク・サーティ』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされているジェシカ・チャステインが、過去について振り返った。

ジェシカ・チャステイン出演 映画『ゼロ・ダーク・サーティ』写真ギャラリー

 ジュリアード学院時代

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 「ベストなプログラムを組んだ学校で、そのトレーニングは衝撃的で、他の学校とは比べものにならない。完全にわたしの人生を変えてくれたわ。実は、ジュリアードに入るまで外国映画を1本も観ていなくて、ニューヨークに住むまでこれほど芸術に触れたこともなかったの。ジュリアードの演劇でシェイクスピアやチェーホフを学び、機会がある度に映画を鑑賞したことが、後の映画出演への準備になったわ」

 映画『ペイドバック

 「わたしが演じる諜報員のレイチェルが患者となって、ナチスの医者の写真を撮って、その後その医者のクビに注射を刺すというシーンがあるの。おそらく1週間くらいは手術用のテーブルに寝かされていた。医者役を演じたイェスパー・クリステンセンは素晴らしい俳優だけれど、わたしは1週間もずっと股を開いた状態で検査をされている設定で屈辱的だったの。その後、注射を医者のクビに刺すシーンでは、現場では偽物の注射を使用したけれど、勢い余ってイェスパーに刺してしまい、イェスパーから『ジェシカ、そこは痛いよ!』と言われたわ!!(笑)それまで1週間何もできなくて、鬱積(うっせき)していたのかもしれない……」(もちろん、注射は本物ではないのでイェスパーは怪我はしていない)

 『ツリー・オブ・ライフ

 「脚本を読むだいぶ前にオーディションを受けたわ。オーディションでは、別の時代設定、上品、攻撃的ではないけれど、従順でもなく、さらに人の目を直視することもないような女性であることだけはわかっていたの。その他にテレンス監督とは子どもを失った悲しみなどを話し合ったわ。その後、彼から出演依頼されたときも(脚本が未完成で)どの役を演じるかわからなかった。渡された脚本は辞書も必要で、内容はオブライエン夫人の精神的な世界を表現するのが難しいと思った。そのため、子どもを通してオブライエン夫人を定義していくという演技のアプローチをすることになったの」

 『ゼロ・ダーク・サーティ』

 わたしが演じたマヤ役のモデルとなった女性のことは好きだし、称賛や尊敬もするけれど、これまで演じた役の中で、最も楽しむことができなかった役だった。なぜなら全くオープンとは正反対の人物で、全てを閉じている感じだった。だから、映画内のわたしは不幸せに見えて、あの映画を鑑賞することさえも困難だったわ。彼女(マヤ役)に成りきってわずか4か月間演じただけなのに、惨めにも感じたこともあった。マヤ役のモデルとなった女性が7年間もウサマ・ビン・ラディンを追跡していたなんて、想像を絶するわ」

 映画『ゼロ・ダーク・サーティ』は現在日本でも公開中で、彼女が主演女優賞にノミネートされているオスカーの授賞式は、2月24日(現地時間)に行われる。 (取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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