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エマ・ワトソン、ハーマイオニーからの脱却を宣言!ソフィア・コッポラ監督とカンヌに登場

第66回カンヌ国際映画祭

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カンヌ入りしたエマ・ワトソンとソフィア・コッポラ監督
カンヌ入りしたエマ・ワトソンとソフィア・コッポラ監督 - Pascal Le Segretain / Getty Images

 ソフィア・コッポラ監督の最新作『ザ・ブリング・リング(原題) / The Bling Ring』が第66回カンヌ国際映画祭で上映され、現地時間16日に記者会見が行われた。会見にはコッポラ監督をはじめ、エマ・ワトソン、ケイティ・チャン、タイッサ・ファーミガ、クレア・ジュリアン、イズラエル・ブルサール、プロデューサーのユーリー・ヘンリーらが出席した。

 映画『ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニー役で知られるエマが本作で演じたのは、窃盗団のリーダー格。タバコをふかしポールダンスを披露、あげくスターの家に空き巣に入るというダーティーな役どころにエマは、「多くの人にとって、まだわたしはハーマイオニーのイメージが強いと思う。本作でソフィアに出会い、まったく新しい役柄に挑戦できたことはとてもラッキーだったと思います」と笑顔でコメント。

 映画には、窃盗団たちがパリス・ヒルトンの家で大暴れするシーンが登場する。記者から「あれは実際にパリスの家で撮影したんですか?」という質問が飛ぶと、コッポラ監督は「そうです。彼女はとてもユーモアのセンスがあって、映画で使われているパリスの顔入りクッションの制作にも、面白がって協力してくれたんです」と回答。現実にエルメスのバッグや多数の宝石を盗まれたにもかかわらず、全面的に協力をしてくれたパリスへの感謝を述べた。

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 実際に起きた事件を基に、ハリウッドセレブに憧れるロサンゼルスの若者が、パリスなど有名人の豪邸に侵入して盗みを働く姿をスタイリッシュな映像で描く本作。「エマをはじめ、キャストたちの変身ぶりを見るのはとても楽しかった」とコッポラ監督が語ったように、本作での「悪女」なエマを楽しみにしたい!(編集部・森田真帆)

映画『ザ・ブリング・リング(原題) / The Bling Ring』は2013年12月公開予定
第66回カンヌ国際映画祭は5月26日まで開催

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