安倍総理、おなら動力の新幹線に「省エネだね」と笑顔！電車好き子どもたちと面会！
22日夕方、永田町の首相官邸を鉄道が好きな6人の子どもたちが表敬訪問し、安倍晋三内閣総理大臣に、自分たちが思い描く未来の新幹線をアピールした。
今回、首相官邸に招待されたのは、現在公開中の映画『れっしゃだいこうしん ザ☆ムービー しんかんせんとたのしいでんしゃたち』の関連イベント「みらいのしんかんせんコンテスト」で優秀賞を獲得した6人の子どもたち。首相官邸への招待とあって、ちょっぴり緊張気味の子どもたちだったが、安倍首相は優しい笑顔で彼らを出迎えた。
子どもたちが考案した新幹線は、車内でA級からB級までのグルメが楽しめるグルメ新幹線や、映画館や図書館を完備した新幹線、浮く車輪に展望席・雪かきの道具を完備した新幹線、さまざまな動物と世界中の土地や海に行くことができる動物新幹線など、ユニークなものばかり。そして「お芋を食べて、そのおならで動く」新幹線を考案した2歳の女の子、佐々木うららちゃんに安倍首相が「省エネだね」と笑顔で呼び掛け、周囲を笑いに包むひと幕もあった。
そんな子どもたちによるプレゼンを一通り聞いた安倍首相は、「みんなの夢を新幹線に乗せてくれたんだなと思いました」と感想を述べると、「初めて新幹線に乗ったのは小学生のときでした。そのときはドキドキしたのを覚えていますが、もしこういう新幹線ができたら、（今でも）ドキドキするのかなと思いましたね。こういう夢を持って、将来も頑張ってください」と子どもたちにエールを送った。
また最後に子どもたちから、電車のきっぷ型イラストを贈られた安部首相は、お返しとして、子どもたちに首相官邸内部の見学ツアーをプレゼント。一般にはなかなか公開される機会のない官邸内をめぐった子どもたち。彼らにとって、まさに一生モノの思い出となったことだろう。（取材・文：壬生智裕）
映画『れっしゃだいこうしん ザ☆ムービー しんかんせんとたのしいでんしゃたち』は全国公開中