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新・極妻の黒谷友香、“姐さん”は憧れの女性!万感の思いを明かす

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喜びの表情を浮かべた黒谷友香
喜びの表情を浮かべた黒谷友香

 8日、映画『極道の妻(つま)たち Neo』の初日舞台あいさつが行われ、ヒロインを務める黒谷友香が共演の原田夏希らと共にあでやかな着物姿で登壇した。8年ぶりに復活した人気シリーズの主役に大抜てきされた黒谷が満員の会場に向かって「皆さん、いかがでしたか?」と問い掛けると、大きな拍手が鳴り響き、「良かった! これまでの苦労も何もかも忘れてしまいますね。ありがとうございます」と胸をなでおろし、喜びの表情を浮かべた。この日はほかに長嶋一茂渡部豪太小池里奈、原作者の家田荘子、そしてメガホンを取った香月秀之監督も出席した。

映画『極道の妻(つま)たち Neo』初日舞台あいさつフォトギャラリー

 過去、そうそうたる女優陣が演じてきた“姐さん”こと鬼場琴音役について黒谷は、「第1作が公開されたのは10歳くらいでしたかね? そんなわたしがこの役を演じる日が来るなんて、女優をやっていて本当によかった」と万感の思いを明かした。

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 お約束になっている啖呵(たんか)を切るシーンについては「日常生活ではなかなか言わない言葉なので難しかったですが、(琴音は)憧れの女性なのでセリフの一言一言を大切にしました」と語り、報道陣の前で2回NGを出しながらも啖呵(たんか)を切るシーンを披露。「舞台は極道ですが、この映画は愛がテーマ。女性の方にもぜひ観ていただきたい」とアピールした。

 組長役として黒谷と夫婦を演じた長嶋は、「僕は監督に言われた通り演じただけ。ただ1点こだわったのは、僕、松田優作さんが大好きで、『ブラック・レイン』のタバコの匂いを鼻の下で嗅ぐシーンをこっそりマネさせていただきました」と笑いながら吐露。また、相手役の黒谷に対して話が及ぶと「着物って日本の伝統のものだけど、本当に似合う人はなかなかいない。黒谷さんはバランスがいいからすごく似合いますね」と絶賛。それに対して黒谷は「一茂さんの組長もかっこよかったですよ!」と互いを褒め合った。

 また、黒谷は報道陣の「プライベートでの妻はまだですか?」の問いに、「お、来ましたね!」と応じると、「タイミングが合えば……」と笑みを浮かべながらさらりとかわしていた。

 本作は、家田荘子のルポルタージュを基にやくざの妻たちの激しい衝突を描いた人気シリーズ第16弾。「惚れた男がたまたま極道だった」と純粋に夫を思う組長の妻と、惚れた男の復讐(ふくしゅう)のためなら手段を選ばない魔性の女、対照的な二人の火花散る対立関係を壮絶に描く。(取材・文:坂田正樹)

映画『極道の妻(つま)たち Neo』は新宿バルト9ほかで公開中

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