伝説のバンド・ポリスのドキュメンタリー映画、全国公開決定！誕生から活動停止、再結成までの裏側を描く

　1970年代から活動しているロックバンド・ポリスの最新ドキュメンタリー映画『ポリス/サヴァイヴィング・ザ・ポリス』が11月23日よりTOHOシネマズ渋谷ほかにて全国順次公開されることが決定した。

　スティングを中心に1977年に結成されたポリスは、ロックバンドでありながら他ジャンルの音楽も取り込んだ楽曲の数々で瞬く間にスターの座に上り詰めた伝説的バンド。1984年の活動停止までに5枚のスタジオ・アルバムをリリースし、「見つめていたい」などのヒット曲を世に送り出した。2003年にロックの殿堂入りを果たし、2007年にはデビュー30周年を記念して再結成した。

　本作は最年長メンバーであるアンディ・サマーズの自伝「アンディ・サマーズ自伝 ポリス全調書」を基に、未公開映像やライブシーン、インタビューで構成したドキュメンタリー。ボリスの誕生から活動停止、さらには2007年の再結成に至るまでの全てをさらけ出した作品だ。

　製作総指揮を務めたアンディの目を通して描かれるのは、バンドメンバーであるスティングやスチュワート・コープランドとの愛憎渦巻く関係。メンバーの不和が活動停止の理由だったことは公然の事実となっているが、その裏側を赤裸々に明かしている。2012年に全米公開された際に大きな話題を呼んだことも記憶に新しいだろう。

　70歳のアンディを筆頭に、スティングとスチュワートもすでに還暦を越えているポリス。バンド草創期から知っているファンはもちろん、ポリスをリアルタイムで知らない若い世代にもぜひ観てもらいたい音楽ドキュメンタリーとなっている。（編集部・福田麗）

映画『ポリス/サヴァイヴィング・ザ・ポリス』が11月23日よりTOHOシネマズ渋谷ほかにて全国順次公開