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小松彩夏、感激の涙!SABU監督渾身のゾンビ映画で初主演!

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初主演映画の公開を迎え涙を見せた小松彩夏
初主演映画の公開を迎え涙を見せた小松彩夏

 映画『Miss ZOMBIE』初日舞台あいさつが14日、ヒューマントラストシネマ渋谷で行われ、本作でゾンビ役に挑んだ主演の小松彩夏と、SABU監督が登壇した。完成した作品を観た小松は「どう撮られるのか想像できなかったのですが、光と影の中で、とてもきれいに撮られていて……感無量でした」とSABU監督の渾身(こんしん)の作品に感激の涙を流した。

小松彩夏、感激の涙!映画『Miss ZOMBIE』初日フォトギャラリー

 映画初主演がゾンビ役だったことについて小松は「お話をいただいたときは、ふざけた映画なのかなと思ったのですが、台本を読んで、これはとんでもない作品になるぞって感じました。自分なのに自分じゃないような、だんだんゾンビメイクが快感になっていきました。小松彩夏だと思わないで観てほしい」と独特の言い回しで喜びを表現した。

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 一方のSABU監督は、5日半というタイトなスケジュールの撮影を振り返り「あれだけの期間で撮れるなんて俺は凄いな」と冗談っぽく語りつつ「日が短い12月の撮影だったので、昼間のシーンなどは、モノクロで撮ることのメリットは大きかった。それ以外でも、映画は光と影の美しさが大切で、以前からモノクロ映画を撮りたいと思っていた。うまくいったと思う」と力強く作品をアピール。

 さらに、本作がフランスのエトランジュ映画祭や韓国の釜山映画祭に正式招待され、その他にもテキサスやモントリオールの映画祭での上映、そして世界中からオファーがあることに、SABU監督は「初心に戻って、とんがった作品を作りたいと思って撮った映画。自信を持っている作品です。ゾンビものとして語り継がれる映画になると思います」と宣言。そんな監督に「ゾンビ好きを良い意味で裏切ることができる作品。セリフが少ない映画なので、字幕なしでも大丈夫。海外の人に観てほしいです」と小松も、本作が世界へ羽ばたくことを期待していた。

 本作は、SABU監督が、監督・原案・脚本を務める完全オリジナル作品。人間を襲うことのない種類のゾンビの沙羅(小松彩夏)が、ひょんなことから裕福な家庭に送り届けられるところから始まる、奇想天外なゾンビ映画だ。(磯部正和)

映画『Miss ZOMBIE』はヒューマントラスト渋谷ほか全国公開中

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