故・地井武男さん、ジブリ新作『かぐや姫の物語』が遺作に…収録は2011年

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収録に臨む宮本信子、朝倉あき、高畑勲監督、生前の地井武男さん - (C) 2013 畑事務所・GNDHDDTK

 昨年6月に心不全のため亡くなった俳優の地井武男さんが、スタジオジブリ最新作となる、高畑勲監督14年ぶりの劇場アニメ『かぐや姫の物語』で、主人公かぐや姫の育ての親・翁の声優を務めていたことが明らかになった。17日に都内で行われた、同作の中間報告会見で発表になった。

映画『風立ちぬ』『かぐや姫の物語』フォトギャラリー

 本作では、先に声を収録してから絵を描くプレスコという手法が取られており、地井さんは生前の2011年夏に収録を行っていた。映画作品における、地井さんの遺作になる。

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 地井さんは収録時、役づくりについて「当初、自分の中で翁は“はなさかじいさん”のような童話の世界の温和でやわらかな人というイメージがありました。ですが監督とお話するうちに、竹を山で元気に切ることができる、もう少し若く、よりリアリティーのある人物に方向転換していきました」とコメント。またプレスコという手法について「初めてで戸惑いました。それでも本番では絵コンテを少し見させてもらったので、セリフとセリフの間を詰めすぎなくてよいのだな、など、前よりもいくらかは(完成の形が)見えた状況でのぞめましたが、あまり慣れていなかったのでうまくいきませんでしたね。70歳近い初心者だったわけで、困ったものです」と笑いながら語っていたという。

 中間報告会見には、かぐや姫役の女優・朝倉あきが出席。地井さんの印象について朝倉は「とにかく温かい人。全部包み込んで受け止めてくれて、それでいてこちらの気持ちを緩めてくれるような明るさのある人でした」と述懐。「一瞬でもご一緒できてうれしかったです。休み中に手作りのおにぎりを食べる地井さんの優しい笑顔や、(地井さんが出演していた)『ちい散歩』のハンカチをもらった思い出が残っています」と共演を振り返った。

 同作は、日本最古の物語といわれる「竹取物語」をベースに、かぐや姫の心情と謎めいた運命を描いたアニメーション作品。朝倉と地井さんのほか、高良健吾宮本信子高畑淳子田畑智子立川志の輔上川隆也伊集院光宇崎竜童中村七之助橋爪功朝丘雪路仲代達矢が声優を務める。(編集部・中山雄一朗)

映画『かぐや姫の物語』は11月23日より全国公開

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