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福山雅治、スペイン語で舞台あいさつ!

第61回サンセバスチャン国際映画祭

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スペイン語であいさつした福山雅治
スペイン語であいさつした福山雅治 - (C) 2013『そして父になる』製作委員会

 スペインで開催中の第61回サンセバスチャン国際映画祭で、映画『そして父になる』の公式上映が現地時間21日に行われ、主演の福山雅治と監督の是枝裕和が舞台あいさつに登壇した。舞台に上がった福山は、スペイン語で「こんばんは、福山雅治です。サンセバスチャンは大好きな街で、3回目です。ぜひ映画を楽しんでください。ありがとうございます」とスピーチし、会場を沸かせた。

福山雅治 in サンセバスチャン映画祭フォトギャラリー

 サンセバスチャン国際映画祭は、スペイン・バスク地方で行われるスペイン語圏最大の映画祭。あいさつ後、福山は「スペイン語は日本語のカタカナみたいに話して大丈夫と聞いていたのですが、ど頭からつまずいてしまって……。でも、そのおかげで緊張が取れてスムーズに話せました」とスペイン語でのあいさつを振り返った。

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 上映後にはロビーで待機していた観客たちに温かい拍手と歓声で送り出された二人。福山が「観客の熱気がすごく、(カンヌ国際映画祭に続き)また届いたと感じました」と語れば、是枝監督も「出口まで観客が待っていてくれ、温かい拍手を聞いて(映画を)作って良かったと改めて思いました」と述べるなど、二人とも興奮冷めやらぬ様子で会場を後にした。

 本作は、6年間大切に育ててきた息子が病院で取り違えられた他人の子どもだったことを知らされた2組の家族を通して、愛と絆を描いた感動作。上映を観た観客からは「難しいシチュエーションを映画らしく描いているとこが素晴らしい」「どんな選択が子どもにとって親にとって、一番なのか考えさせられた」「是枝監督は家族というテーマをうまく扱っている」と好評を得たようだ。(編集部・中山雄一朗)

映画『そして父になる』は9月28日より新宿ピカデリーほか全国公開 24日~27日全国先行公開

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